11月7日放送の「わたしの宝物」(フジテレビ系)第4話で、他人の目がある図書館や太陽の光がさんさんと降り注ぐ広場で冬月(深澤辰哉)と抱擁する美羽(松本若菜)の神経がわからないとする声がネット上にあがっている。
さらには次週11月14日放送第5話の予告を見た視聴者からは、広場で抱擁する冬月と美羽を陰から見ていた真琴(恒松祐里)が宏樹(田中圭)に向かって「私、美羽さんのことが許せない。宏樹さんを裏切ってますよ。美羽さんは不倫してます」「ずっと宏樹さんのこと、好きでした」と告白するシーンに、「もしや真琴は宏樹のことが好きだから美羽と親友になったのでは?」「自分のことを“親友アピール”する同性に限ってかなりの確率でフレネミーだよね」「真琴は典型的なフレネミー。美羽に肩入れしてた分だけ、振り子の原理で敵として美羽を大きく傷つけてくると思う」といった声が相次いでいる。ちなみに、フレネミーとは「friend(友人)」と「enemy(敵)」を組み合わせた欧米発の造語で、日本にも浸透してきた、「友を装う敵」という意味。
ともあれ、さらに予告では、真琴が宏樹に「美羽の不倫報告」をした直後に、栞を抱いている美羽が「真琴、どうしてこんなこと…」と呟くシーンがあり、その様子から「なぜ美羽は被害者ぶってるの?真昼間の広場で不倫相手と抱き合うほうがおかしいと思う」「自分の夫に向かって『宏樹さん推しです』なんて言ってばかりいる女友だちに危機感を覚えない美羽が悪い。『推し』って言葉に騙されちゃだめだよ。『好き』って言ってるのと同じなんだから」など、美羽に同情するどころか「真琴から宏樹に不倫を報告されて当然」とする声がかなり多いようだ。
今作のプロデューサーである三竿玲子氏は、「5話の台本を渡した時、役者さんが驚いていました」と公言しているから、ドラマは次週、大きな展開があると予測される。真琴が「美羽と冬月の抱擁」を宏樹に話したところで、けなげな宏樹はおそらく美羽を捨てることなどないだろう。それよりも、そろそろ仕事の取引相手として、宏樹と冬月が出会いそうだから、莉紗(さとうほなみ)が何をしでかすか楽しみだ。
(津島修子)