昔は堅苦しいイメージがあった「お見合い」ですが、結婚相談所で近年行われているお見合いは、カジュアルで気軽に相手とのマッチング度をはかることができる場になっているようです。
とはいえ、初対面でお見合いともなれば緊張してしまい、失敗することもありますよね。そこで今回は、結婚相談所のツヴァイで、お見合いをサポートしているマリッジカウンセラーに、お見合いでのNG発言を教えていただきました。
■自分を卑下するような発言
「自分を卑下するような発言はNG。『私なんて、モテないですから』『もうおばさんなので……』などは、男性も返答に困ってしまいます。謙虚なのはよいことですが、お見合いの場では自分を下げる必要はありません。自信を持ってご自身のよいところをアピールしてください」
■強がった発言
「『別に独身でもいいんですけど』などの強がり発言も控えるべきですね。『独身でいいのになぜ婚活しているの?』と、婚活に対しての本気度も疑われかねません。ポジティブなワードチョイスのもと、自然体に会話することを意識するとよいでしょう」
■過去の恋愛についての発言
「以前お付き合いしていた男性や、お相手の過去の恋愛について詮索するような発言は、お見合いの場では控えたほうがよいです。お相手によっては、プライベートに踏み込まれ過ぎていると感じることもありますし、あまり恋愛経験のない方の場合にはプレッシャーになってしまうこともあります。お見合いではプロフィールに書かれている内容をもとにお話を進めてみましょう」
「恋愛に限らず、プライバシーに関わるような発言は全般的に避けるべき。初対面ですので、あまりお相手に踏み込み過ぎないよう、自分のプライバシーも開示し過ぎないことが大切です」
■「知らない」「分からない」など興味がなさそうな発言
「男性の趣味など、ご自身があまり詳しくないものだった場合にも『知らないです』『あまり分からないです』だけで終えてしまうと、そこで会話が終わってしまい、何となく気まずい雰囲気になりがちです。『私はあまり詳しくないのですが、どんなきっかけで始められたのですか?』など、お相手に詳しくお話していただけるよう、投げかけてみましょう」
■浪費家と思わせる発言
「『買い物に頻繁に行く』や『日頃からモノをたくさん買っている』といったような、浪費家と思わせるような発言は控えましょう。堅実な男性は、浪費癖のある女性を結婚相手として選ぼうとしない傾向があるからです」
■一言での回答
「お相手からの質問に対し、一言で回答してしまうと一問一答になってしまい、なかなか会話が広がりません。例えば、好きな旅行先を聞かれたら『○○です』だけで終わらずに、『○○さんは行かれたことはありますか?』『○○さんはお気に入りの旅行先はありますか?』といったように、ご自分のことを回答しつつ質問を付け加えるなど、キャッチボールをするようにすると話も広がりやすいです」
最後に、お見合い初心者に対して、メッセージをいただきました。
「初めてのお見合いは、緊張して当然だと思います。ですが、せっかくのご縁ですので、何よりご自身が楽しまなくては損です。お見合いでは事前にプロフィールも確認できるので、お相手に聞いてみたいことなども準備ができます。どんな方かな、こんなことを聞いてみようかな、とイメージする時間も含めて楽しみながら臨んでください」
お見合いでは緊張して、なかなか思うように話せないかもしれませんが、自分から相手に興味を持ち、楽しむことがポイントのようです。お見合いをする機会があれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。