元衆院議員の金子恵美氏が11月12日放送の「ゴゴスマ」(TBS系)に出演。国民民主党・玉木雄一郎代表が不倫の謝罪会見で口にした“よけいなひと言”について苦言を呈している。
前日の11日16歳下の元グラドルとの不倫を報じられた玉木氏は、報道が出た3時間後に緊急の謝罪会見を開き「おおむね事実」と認めるなど、迅速な対応が話題に。しかし、それを台無しにしてしまうような発言もあったというのだ。
2016年、夫で元衆院議員・宮崎謙介氏から出産入院中に不倫をされたことがある、いわば、今回の玉木氏の騒動における玉木氏の妻のような経験をしたことがある金子氏は、会見での玉木氏の言葉に違和感を覚える点があったと指摘。それは不倫相手の16歳下の元グラドルへの思いとして「好意を寄せていた」と語った部分だという。
玉木氏は女性との交際開始時期については“覚えていない”としつつも「期間が長かった」として、女性への好意があったことを口にしたが、金子氏は「よけいだった」「相手の女性に配慮したのだとは思うが、妻としてはそれを言わないでほしかった。2人で話していればいいことなのに、公の場で言ってしまった」と“断罪”。
また、玉木氏が地元の選挙区である香川県高松市で密会していたことについても「奥様も選挙区を回って、これからも支持者にご挨拶を続けていく中で、奇異な目で見られちゃったりしないかなとか考えると、そこに対するデリカシーが欠けているというのは妻として感じた」と非難している。
「金子氏は今回の玉木氏の不倫報道を『奥様に失礼かもしれないけど、自分と重ねてしまった』と語る一方、夫の宮崎氏との“違い”についてもアピールしています。玉木氏が不倫相手を“気遣って”『好意を寄せていた』と発言してしまったのに対し、宮崎氏は当時『欲に負けた』とだけ釈明していたと説明。金子氏はこれを『ププッと笑っちゃうくらい。バカもの。けしからんとは思うけど』と振り返り、怒りよりも笑いが勝ったことで、最終的に許すことができたようです。そもそも妻の立場からすれば、不倫を謝罪する場で、不倫相手への配慮を感じるような言い回しがあるだけでも十分に不快なはず。そこに加え、わざわざ“好意を寄せていた”などと発言してしまうというのは、火に油を注ぐようなものです」(テレビ誌ライター)
国民民主党は今回の選挙で大きく支持率を高めることに成功しただけに、今後は有権者の信頼を損なうことのないよう、政策実現にわき目もふらず邁進すべきだろう。
(木村慎吾)