サッカー日本代表を愛するお笑いコンビ・ウエストランドの井口浩之が同チームを率いる森保一監督との貴重なエピソードを紹介している。
「大学時代はサークル活動じゃなくて、部活でサッカーをやってました。部活はなかなかいないですよ!」と、前のめりでサッカー愛を語ったのは、11月10日より配信された「ABEMAスポーツタイム」(ABEMA)にゲスト出演した井口だ。
意外にもサッカー歴は長く、小学生から大学生までという“ベテラン”で、「ずっと補欠」にもかかわらず、日々情熱を捧げていたと説明。有り余る思いを発信すべく、サッカーにまつわる投稿のみをポストするXの裏アカウントも持っていると明かしたが、「(カタール)W杯の直後に『M-1グランプリ』で優勝して、忙しくしている間にログインできなくなっちゃった」と、現在はあまり投稿できていないという。
さらに、現在のサムライブルー指揮官・森保氏と直接交流した経験についても振り返った。「M-1グランプリ2022」を制覇した2カ月後、23年2月25日にウエストランドがJ1ガンバ大阪のホーム開幕戦にゲスト出演した際のことだ。たまたま視察で訪れていた森保監督に遭遇。軽い挨拶を交わした後の展開を、井口は「森保監督から『知ってますよ!見ましたよ!』って言われた。てっきりM-1のことかと思ったら、『合コンしてるやつ!』って 。ABEMAの恋愛リアリティーショーを見てたんです。そういうの好きみたいです」「ただ“見てます”だけじゃなくて、作品名まで言ってくれたので、本当に見てくれたんだって心を掴まれた」と、森保氏の意外すぎる“好み”を暴露していた。
「井口が出演していたのは、男女のタレントが合コンを楽しみ、連絡先交換を目指す恋愛バラエティ『ヒロミ・指原の“恋のお世話始めました”』で、過去に4度参戦していますが、いずれも撃沈。ただ、他の参加者がまんべんなくトークに参加できるよう“裏回し”的な立ち振る舞いを見せ、MCのヒロミは“進行のスタッフみたい”とイジりながらも絶賛。黒子役に徹して場を盛り上げる司令塔としての活躍が見事に森保監督のレーダーにも引っかかっていたようです」(テレビ誌ライター)
サッカーに話を戻せば、現在のサッカー日本代表では海外での活躍がほぼマストの条件となっており、イングランドにスペイン、イタリア、ドイツ、オランダ、ポルトガルと、ヨーロッパ各地で日本人選手が輝いている。
それぞれのコンディションをくまなくチェックしなければならない森保監督にとっては、視察だけでも骨の折れる作業だが、まさか合コン番組での井口のファインプレーにも目を付けていたとは驚きの事実である。
(木村慎吾)