女優の橋本環奈が12月30日放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演することが決定した。
現在放送中のNHK朝ドラ「おむすび」でヒロインを務め、紅白歌合戦の司会にも抜擢されている彼女。
同番組では「俳優 橋本環奈スペシャル」と題して、等身大の彼女に迫るという。
紅白の前日にドキュメンタリーを放送することで、紅白歌合戦に弾みをつけたいNHKの思惑がうかがえるが、同局関係者は「紅白への逆風になるのでは」と本心を漏らす。
「今回のプロフェッショナルは『おむすび』の撮影現場での様子に加え、プライベートでの橋本にも密着する。紅白の司会に内定した時点から進めていた企画なのですが、彼女を巡る現状を考えると、紅白のイメージ的にもお蔵入りにすべきだったと思わざるをえません」
この指摘の背景にあるのが、10月末に「週刊文春」が報じた「パワハラ疑惑」だ。
「記事によれば、橋本のパワハラ的な言動により、マネージャーが8人も退職したとのこと。彼女の所属事務所は完全否定しているものの、彼女が口癖のように『使えねえ』を連発し、日傘を差すタイミングを間違ったスタッフにブチギレていたなど、衝撃的なものでした」(前出・NHK関係者)
こうした中で告知された「プロフェッショナル」への出演。同関係者は「視聴者にパワハラ報道を思い出させるきっかけになってしまう」と語るのだ。
「事務所による猛否定の甲斐もあって、ネット上では彼女の疑惑が風化しつつある印象でしたが、現場に密着する『プロフェッショナル』の放送で、面白おかしく蒸し返されるのは避けられない。何事もなかったかのように、紅白に登場させるのがベストだったのではないでしょうか」(前出・NHK関係者)
吉と出るか、凶と出るか。
(塚原真弓)