11月24日、東京ドームで行われた「プレミア12」の決勝で日本代表の「侍JAPAN」は台湾と対戦。1次リーグを無敗で勝ち上がった日本だったが、台湾の投手陣に完璧に抑え込まれ、0対4で完封負けを喫した。
日本代表がプレミア12、WBC、五輪の主要3大会で台湾に敗れるのは32年ぶりのこと。さらには2019年以来、これらの大会で続けていた連勝も27でストップしたのだった。
「試合終了直後から、ネット上では今回の敗退についての『戦犯探し』が行なわれています。最も非難を浴びているのが、融通の利かない采配が指摘されていた井端弘和監督。SNSでは『井端辞めろ』がトレンド入りする事態となっているんです」(スポーツライター)
野球ファンの怒りのホコ先は選手にも。同ライターは「試合前に円陣を組み、チームの士気を高めるための『声出し』をするのですが、決勝で声出しを行った楽天・辰己涼介にも非常に厳しい声が寄せられている」と語る。
この日、辰己は「どうも未来から来ました」と奇抜な一言で声出しをスタート。「今日の夜の12時ぐらいから来たんですけど、もう答えを言っていいですか?優勝しています!先制されようが逆転されようが、気にしなくて大丈夫です!優勝おめでとう!」と、まさかの“事前祝賀”を行ったのだ。
「野球は相手が存在するスポーツなだけに、さすがに辰己の声出しは失礼。チームを鼓舞するどころか、逆に油断を生んでしまった。今大会、辰己は国歌斉唱中にカメラ目線でふざけるなど悪目立ちを繰り返している。ネットの怒りは辰己にとどまらず、彼の“11歳年上妻”にまで波及しています」(前出・スポーツライター)
一昨年1月に、YouTuberで会社経営者のセリーナさんと結婚した辰己。ネット上では「彼女から悪影響を受けている」との指摘が相次いでいるというのだ。
「セリーナさんは今年7月、夫の出場した試合を現地で観戦した様子を自身のYouTubeに公開したのですが、あろうことか対戦チーム側のスタンドで楽天を応援。炎上系ユーチューバーさながらの行動で野球ファンからヒンシュクを買っていました。辰己のウケ狙いの行動を妻の影響だと見る向きは少なくありません」(前出・スポーツライター)
プレーに悪影響が出なければいいのだが。
(塚原真弓)