11月27日放送の「全領域異常解決室」(フジテレビ系)第8話のラストシーンで、藤原竜也演じる興玉雅こと「オキタマノカミ」が、実は神々の間でも秘匿とされる「アメノイワトノワケノカミ(以下ワケノカミと表記)」であることが明かされた。
ワケノカミは、黄泉の国とこの世の扉を見張る神で、もしいなくなってしまうと、神々たちがみんな黄泉の国に引きずり込まれてしまうという、大事なポジションの神なのだ。
これまで主演の藤原が「オキタマノカミ」という、「サルタヒコノカミ」と同一神またはその子孫である神の別名とされることが多い知名度低めの神を名乗っているのか不思議だったが、「オキタマノカミ」がいわゆる偽名だったことがわかり非常に納得した。
さらに神も偽名を使うことがわかったことで、新たに広瀬アリス演じる「アメノウズメノミコト」が、実は「アマテラスオオミカミ」の可能性も出てきたのではないだろうか。
この日の第8話では「ツクヨミノミコト」が亡くなり、すでに「オオモノヌシノカミ」「イシコリドメノミコト」「タケミカヅチノカミ」「オオゲツヒメノカミ」「フトダマノミコト」たちも亡くなっている。
さらにドラマ公式が「X」に公開している12月11日放送の第9話予告では(12月4日は「FNS歌謡祭」第1夜のため休止)、藤原演じるワケノカミが、神仲間だったはずの小日向文世演じる宇喜之民生こと「ウカノミタマノカミ」に刺されて大量出血し、「最大の敵は、最強の同志」とテロップが流れるため、不穏な空気しか感じられない。
そのためネット上には「大どんでん返し」を願う声がとても多い。広瀬演じる小夢が「アメノウズメノミコト」であり「アマテラスオオミカミ」でもあるなら、神々を呼び出せる「呼び出しの鈴」を使い、第4話で登場した常見真紀(山口紗弥加)の研究による「タイムホール」との合わせ技で、なんとか神々を生き返らせてほしい。
第9話放送の12月11日まで待ちきれない。これが先行配信する「FOD」に加入させる作戦だったら、スサノオに頼んでフジテレビで暴れてもらうよ?
(森山いま)