GENERATIONS from EXILE TRIBEおよびEXILEのアイコン的存在だったのに、今年6月に所属していた芸能事務所「LDH」から独立した関口メンディー。放送中のNHK朝ドラ「おむすび」では、社会人野球の名門「星河電器」野球部のエース・澤田龍志を好演していることで話題になっている。
11月28日放送の第44話で澤田(メンディー)は、米田結(橋本環奈)が考案した「社員食堂のメニューを使った毎日の献立」通りの食事を続けている四ツ木翔也(佐野勇斗)を見て、「これじゃ足りないだろ?アスリートで育ち盛りの四ツ木には少なすぎる」と指摘。さらには「彼女(結=橋本)に言え。少ないって」と助言するも、翔也からは「言えないです。毎日学校行きながら一生懸命作ってくれてんで」と返答されてしまう。すると澤田はポケットからおもむろに「ゆで卵」を取り出し、「栄養も豊富で腹持ちもいい。しかもこれで1個80キロカロリー。これなら彼女も許してくれるだろう」と翔也に勧めるのだが、翔也はそれさえ辞退。結が作ってくれた献立でしばらく頑張ってみると言っていたが、翌29日放送の45話で事態は変化する。結が自分の考案した献立で翔也を苦しめていることに気付き、新たな献立とともに栄養バランスのいい「豚まん」を「皆さんでどーぞ!」のメモ付きで翔也に送り届けると、目ざとくそれに気付いた澤田は「これ食べていいか?」と翔也に声をかけてからパクリ。先輩らしい目線で翔也を見つめるのだ。
メンディー演じる澤田の先輩らしい思いやりもさることながら、私はメンディーのポッコリ出たお腹が気になってしょうがなかった。澤田がいつも着用している野球の練習用ユニフォームは、あまりボディラインを拾わない。しかし身体の動かし方によってはボディラインを拾うことがあり、アラヤダ、澤田先輩はエースピッチャーなのにポッコリお腹?と、小姑のような意地悪な目を光らせてしまったのだ。
タイトな衣装ではないし、マッパになるわけでもないキャラだから、油断していたのかもしれない。しかし役者をこれからも続けていくのなら、もっと細部にまで注意を払ったほうがいいだろう。メンディーのそのユルさも大好きなのだが、老婆心を許してほしい。
(森山いま)