多くのプロスポーツ選手が海外で活躍するようになって久しいが、別格は大谷翔平ということに異論はないだろう。だが、その姿をテレビで見る機会は減りそうだという。
「大谷は、自宅周辺を複数の民放テレビ局に取材された問題を機に基本的に試合中継以外に、テレビ出演がNG。可能性としては、『NHK紅白歌合戦』が審査員にオファーしていますが、難色を示し実現困難との声があります。オフシーズンに入り当分は試合もありませんし、CM以外で見る機会は激減しそうです」(スポーツ紙記者)
また、大谷と同じく海外で活躍する日本のスーパースターが、NBAレイカーズで活躍する八村塁。しかし、八村のテレビ出演も今後は難しくなったとか。
「八村は、バスケットボール日本代表の方針を巡り、トム・ホーバス監督や協会を批判。協会とも関係性が悪くなっているだけに、テレビ局は八村に番組出演のオファーがしづらくなったんです。問題の解決は数年かかると言われ、NBAで八村が活躍してもテレビ局は協会に気を使って番組に呼べなくなっています」(民放関係者)
そんな中、海外活躍組の日本人スーパースターでにわかに脚光を浴びているのが、バレーボール日本代表の石川祐希だ。イタリアリーグ1部セリエAのペルージャに所属。現在、チームは石川の大活躍もあり連勝を伸ばし、現地では日本以上の「石川フィーバー」が巻き起こっているという。このまま行けば石川はチームがセリエA優勝からのシーズンMVPという快挙を成し遂げそう。そんな石川は、大谷や八村のようなトラブルもなく、民放各局が注目しているというのだ。
「何しろイケメンぶりはピカイチで、つい最近も『GQ メン・オブ・ザ・イヤー2024』に選出。タキシード姿を披露している。テレビ出演にも抵抗がないタイプで、12月4日放送の『加藤浩次&中居正広の歴代日本代表286人が選ぶ この日本代表がスゴい! ベスト20』中でもインタビューを受ける形で出演している。これまでも、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』や『日曜日の初耳学』(いずれもTBS系)などバラエティへの出演経験があり、トーク力も高いことを証明しています。今後は、石川にオファーする番組も続きそうで、テレビで見る機会がグッと増えそうですよ」(前出・民放関係者)
2025年は、テレビでよく見るアスリートとして、大ブレイクしていくかもしれない。
(渡邊伸明)