岡田将生が主演を務め、中井貴一とのコンビが好評の木曜ドラマ「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系)。その第7話が12月5日に放送され、世帯平均視聴率は11.1%。今クールドラマの中で、同局放送の「相棒 season23」とともに2ケタ台をキープしている。
この日の物語は、医師の指示がなくても一定の医療行為を実施できるアメリカの看護資格「NP」(ナース・プラクティショナー)を持つ那須田歩(岡田)が、道端で呼吸困難に陥った少女と遭遇。症状は1分1秒を争うほど重篤だったため、救急と連絡を取りながら応急処置を施し、少女は一命を取りとめる。
那須田が務める病院に救急搬送され、医師からも「適切な処置だった」との説明もあり、母の浅倉美里(松岡依都美)安心していた。ところが、歩が処置した際、少女は肋骨を骨折していたことがわかる。
最年少での卓球の日本代表入りを目指し、娘を熱血指導してきた美里は激怒。歩と病院を訴えると言い出し、院長の薬師丸卓(山崎育三郎)はこれを重く受け止め、歩を謹慎処分にする。
「今回の第7話で話題になったのは、第5話で患者に余命宣告をし、6話で天才外科医を盗撮して病気を暴露した看護師の中村柚子(森田望智)が登場しませんでした。“有給休暇中”という設定でしたが、これまで視聴者をイラつかせていた中村がいないことで、“ユズッコいないとストレスなく観れる”との意見がありました。また、中村はお咎めナシだったのに、今回の7話で那須田が処分されたのには“納得いかない!”“ユズッコはもう、退場で!”など、中村に対し厳しい声があがりました」(テレビ誌ライター)
ドラマ終盤となり、薬師丸院長の過去を知る謎の女性・八木めぐみ(若村麻由美)が登場。どんな波乱が巻き起こるのか楽しみだ。