12月5日、織田裕二が青島俊作役で主演を務める映画「踊る大捜査線 N.E.W.」の制作が同シリーズの公式サイトで発表され、ファンから喜びの声が相次いでいる。
1997年にフジテレビでドラマ版がスタートした同シリーズ。2003年公開の映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」は興行収入173.5億円を記録し、現在も実写の日本映画としてトップに君臨している。
2026年の公開を予定している同作について、映画関係者が語る。
「フジテレビが織田にオファーを行っていましたが、織田自身の強い意向として出演を固辞し続けていたという経緯があります。当初は実現不可能だと思われていたものの、現在公開中のスピンオフ映画『室井慎次 生き続ける者』に織田がサプライズ出演していることで、新作本編の制作が確定的だと見られていました」
現在、脚本を制作中だという「踊る大捜査線」の最新作。織田以外のキャストを決めた上で、撮影日程を調整するという。
本編には欠かせない恩田すみれ役の深津絵里の出演が実現するかどうかなど、今後の発表が注目されるところだが、同関係者は「無事にクランクインできればいいのだが」と不安を口にする。
「織田は現在、WOWOWのドラマ『水滸伝』の撮影を控えています。海外でロケを敢行する超大作で、織田自身が『これほどの長期間の撮影は聞いた事も、もちろんやった事もありません』と語っているほど。さらに『水滸伝』は大迫力のアクションシーンをウリにしているだけあって、織田の負担は想像を絶する。病気やケガなどの不測の事態が非常に心配です」(前出・映画関係者)
再来年を楽しみに待ちたい。
(塚原真弓)