2003年9月に9人組で結成されるも、8人→6人→4人→3人とメンバーが脱退していき、結成21周年の現在は3人体制で活動している「NEWS」。
11年10月に主力メンバーだった山下智久がソロ活動、錦戸亮が「関ジャニ∞」の活動に専念することを理由に脱退して4人体制にシフトした時にはファンはもちろんのこと、メンバーたちも大きなショックを受けたことだろう。
そんなメンバーの脱退関連のぶっちゃけトークを、現役メンバーの増田貴久が12月3日に放送されたバラエティ「にけつッ!!」(読売テレビ)で披露しているが、波紋が続いている。
だんだんとメンバーが減って3人体制で活動している現状を、番組レギュラーのケンドーコバヤシから「スペースシャトルみたいになってますから、どんどん切り離していく」とイジられていたが、メンバー脱退後の心境について増田は「初めの頃に経験した脱退メンバーだったりとかは、1日中、丸一日泣いてるみたいなのが初めの頃で」と、最初の頃に経験したメンバーの脱退は1日中泣くほど辛かったと説明。しかしながら、「一番最後に抜けたメンバーの時とかは何とも思わなかった」と、20年6月に脱退した手越祐也については脱退しても特に何も思わなかったと毒を吐いたのだ。
このぶっちゃけ発言には、ケンドーコバヤシらから「やめとけ!」とツッコミが入り、スタジオの笑いをかっさらうことに成功したわけだが、仮にも「テゴマス」として2人組ユニットも組んだことがある仲とあって、視聴者からは「元メンバーの悪口を言うまっすーは見たくない」「さすがに手越が可哀想」など、手越を気遣う声も上がる事態となっている。
「手越が夜のクラブ店内で増田の悪口を言っていたという噂も流れたこともあったり、増田も増田で19年放送のバラエティ『おしゃれイズム』(日本テレビ系)にて、一番の苦手な人物として手越を挙げ、『今まで会った人間の中で一番わがままだと思うんですよ』『仕事の感覚も合わないですよ』と話していたこともありましたし、不仲疑惑があった2人ですから発言を真に受ける視聴者も多かったようですね」(エンタメ誌ライター)
とはいえ、増田が手越の脱退について「何とも思わなかった」というのは明らかなジョークだとエンタメ誌ライターは続ける。
「本当に仲が悪かったら、そもそも公で悪口なんて言いません。実際、前述の『おしゃれイズム』での発言時も、仕事の感覚が合わないと言いながらも『仕事に対してはすごいストイックで曲がらない。こうしようと思ったら、みんなを来い!みたいなタイプ』と、手越がグループを引っ張ってくれていたことを説明していますし、しっかりと手越へのリスペクトも持っています。あくまでメンバーの脱退を経験していく中で耐性がついて心構えが変わったということでしょう。それでも手越脱退時に増田は明らかに痩せて話題になりましたから、ノーダメージでなかったことは明らかですから、NEWSを追い続けているファンはジョークだとしっかりと理解しています」(前出・エンタメ誌ライター)
言われた側の手越も「話題にしてくれてありがとう」ぐらいの気持ちで受け取っていることだろう。
(本多ヒロシ)