お笑いタレント・有吉弘行が2年連続で「NHK紅白歌合戦」の司会を担当する。レギュラー番組も相変わらず多く、テレビで見ない日はないほどの人気ぶり。「来年以降も、大ブレイクは続くでしょう」と話すのは、キー局の編成担当。さらにこう続ける。
「有吉は、紅白の司会を2年連続で務め一層好感度が上がり、来年はCMが増えそう。最近も花王の新CMが始まりましたが、来年にはあと数本CMが追加されそうで、年収は年々増える一方だそうです。また、一部レギュラー番組は視聴率で苦戦していますが、来年の4月で打ち切りという情報も出ていない。さらにレギュラー番組を増やしそうで、NetflixやAmazonプライムなど、配信サービスも有吉の番組を作りたいとオファーしているそうです」
今年3月には2021年に結婚した元日本テレビでフリーアナだった夏目三久さんとの間に、待望の第1子が誕生。有名人ながら、プライベートを写真誌などに報じられることもマレだ。
「2年連続で紅白司会が決まるほどですから注目度は依然高く、有吉の意外な素顔をキャッチすべく、複数の週刊誌が常に私生活を追っているといいます。ただ、有吉はここ最近では飲みに行くことも少なく、仕事が終わると自宅に直帰。趣味だった散歩も最近は回数が減り、プライベートを報じられることを警戒している印象です。何しろ、大の週刊誌嫌いで、夏目さんとのプライベートな場面を写真つきで報じられた際は、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)やSNSで激怒。今後、プライベートの写真などを掲載した週刊誌には、訴訟も辞さないと周囲に話しているとか」(週刊誌記者)
少しでも有吉に関する記事を報じたいメディアは、現在ではこの有吉の冠ラジオ番組から、話題を見つけようとしている。
「11月には、番組で、ベビーカーを押していた際に乗ったベビーカー優先のエレベーターについて、元気な若者が先に乗っていたことに疑問の声をあげました。すると、この発言をあるネットニュースが『ベビーカー論争に賛同得られず』などと批判的に報道。これに有吉は激怒し、番組で『論争なんてしてねーんだよ』と批判。すると、その後、SNSでは有吉を擁護する声のほうが大きく、ニュースサイトのほうが批判を受けてしまっている現象が起きています。有吉はテレビ番組では比較的温厚な態度ですが、ラジオ番組では辛口度が増し、報道批判も珍しくない。根拠が薄弱な批判記事は有吉の格好の標的となり、SNSで叩かれる構図ができています」(スポーツ紙記者)
月曜から土曜までに起きたテレビで話せない不満などを日曜夜のラジオ番組で吐き出すことでメディアを牽制しつつ、ストレス解消にもなっているという好循環ができているようだ。
(渡邊伸明)