昨年も多くの芸能人が結婚を発表した一方で、少なくない芸能人が離婚をしている。俳優の眞栄田郷敦は、結婚から2年も経たずに10月2日に一般女性との離婚を発表。他にも、女優・菊川怜は、結婚して7年で離婚。一昨年の話だが、フィギュアスケートの羽生結弦の3カ月でのスピード離婚は衝撃だった。
離婚が珍しくなくなって久しいが、確かに、夫婦の価値観が合わなければ、無理して続ける必要はない。だが、離婚はとてつもなくエネルギーが必要なことは事実。環境次第ではすんなり決められることでもない。このほど『なぜ「妻の一言」はカチンとくるのか?』(講談社+α新書)を上梓した離婚カウンセラー・岡野あつこ氏に、離婚をしないために重要な“たった1つのこと”を伺った。
「私はよく、夫にも妻にも相談者には、『したたかになりなさい』と伝えているのですが、相手をイヤでも褒めてあげることで、関係性は少しずつ変わってきます。照れくさいし、褒めるのはなかなかできないという人は、『5Sの法則』を覚えておいてください。『5S』とは、『さすが』『すごい』『すてき』『すばらしい』『さいこう』です。相手の行動で本心はそう思ってないけれども、『すばらしい!』とだけ言っておけば、相手も気分がいいものです。『あなたって何て素敵なの』と言うには抵抗があっても、『さすが!』くらいなら言えるものです。まずはそこから始めてみると、離婚しそうな夫婦でも空気感がよくなっていくでしょう」(岡野氏)
夫婦問題のことだけでなく、これは仕事関係や友人関係でも当てはまること。今年は褒めちぎって、運気を上げる!