“天才集団”「MENSA」の会員でもある元日向坂46で女優・影山優佳が、最近になって判明した自身の「型破り」な“特殊能力”について言及している。
1月スタートの松坂桃李が主演を務める日曜劇場「御上先生」(TBS系)で、オーディションで選ばれた29人の生徒役の1人であもある影山。1月10日公開の映画「サラリーマン金太郎【暁】編」では、破天荒な元ヤンのサラリーマン・矢島金太郎を会社でフォローする先輩社員・一美を演じているが、12月8日に都内で開催された完成披露舞台挨拶作品では、作品にちなみ、自分に“型破りな一面”があるかを聞かれ、「最近、自分の能力で気付いたことがあって。『寝たら覚えるんだな、自分』っていうので」と、睡眠と記憶にまつわるエピソードを語る一幕があったのだ。
さらに、彼女が語ったところでは、「今年(2024年)、舞台に出させていただいたんですけど、舞台って最初は顔合わせで本読みとかするじゃないですか。1回読んで、寝たら、舞台の全部の台本を覚えられてて。顔合わせの時に(台本を)見ずにいけて。みなさんと目を見てちゃんとお話したい、勉強したいという思いがあって、(以降は)台本を現場に持って行かないようにしている」と、どんな台本も一夜にして丸暗記できてしまうのだという。
同映画で主演を務めた鈴木伸之が「それ最高じゃないですか」と絶賛する中、影山は「その分、みなさんのお芝居を勉強したり拝見したり、背中を見るっていうのに注力できるのが、すごく型破りだなって思いました」と“特殊能力”が演技の勉強にもつながっていると説明。ただ、たった一度の読了で台本をマスターできるメカニズムについては「わかんないんです。寝たら音読できる。頭の中で読み上げているみたいな」と話し、共演した浅野温子から「ドラえもん」に登場する「暗記パン」のようだと指摘されると、「暗記パン。確かに。そんな感じかもしれないです」と答えていた。
「全人口の上位2%にあたる知能指数の持ち主だけが入会できる国際団体『MENSA』の会員でもある影山は、『趣味は勉強』と語るほどのインテリで、これまでに累計17個もの資格を取得。最近では、新たにテキーラ版のソムリエ資格にあたる『テキーラ・マエストロ』に挑戦し、あっさりと合格。資格の取得では講習会の受講やテキーラの試飲などの実技も重要な決め手になりますが、やはり、一瞬でテキストを丸暗記できてしまう特殊能力の存在は大きいんじゃないでしょうか」(テレビ誌ライター)
ちなみに「暗記パン」は、食パンの形状をしたドラえもんの秘密道具の一つで、表面部分をノートや教科書につけると文字が転写され、それを食べると内容を暗記できるという効果がある。
ただ、台本全てを頭に入れるには、膨大なページ数分のパンを食べなくてはならないため、ドラえもんの道具以上に影山の特殊能力のほうが“労力対効果”は高いと言える!?
(木村慎吾)