俳優・香取慎吾が12月21日に東京都内で行われた「フジテレビドラマライブ2025・冬」の制作発表会見に出席。2016年限りで解散したSMAP時代のトークで場を盛り上げるやり取りがあった。
会場にはこの1月よりスタートするフジテレビドラマの主要キャスト総勢21名が登壇。1月9日スタートの「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」で、同局の連続ドラマに11年ぶりに主演する香取もその1人で、SixTONES・森本慎太郎や、King ＆ Prince・永瀬廉、Hey! Say! JUMP・中島裕翔、なにわ男子・西畑大吾といった旧ジャニーズの面々も同席している。
ただ、2017年に同事務所を離れている香取とは直接的な交流を持つ後輩はほぼおらず、13年のドラマ「幽かな彼女」（フジ系）で共演経験のある森本ですら、香取とは食事にも行ったことがないという。
その中で、貴重なエピソードを語ったのが、この面々の中では比較的キャリアが長く、07年にデビューしている中島裕翔だ。「SMAPさんの楽屋に挨拶に行くことがありまして。その時に1番ニコニコして後輩に（挨拶を）返してくださいました。『来てくれてありがとう！』みたいな。後輩からすると、先輩の楽屋に挨拶に行くのはすごく緊張するんですよ。それがすごく嬉しかったです」と振り返り、SMAPのメンバー5人が集まっている場面で香取が優しく反応してくれたのだという。
これに香取は「そうなんですよ。ボクが一番『どうもね！』とか言ってたでしょ？スゴい空気なんだから（SMAPが楽屋で）5人集まると！」とぶっちゃけて笑いを誘っていた。
「SMAPが放つ“ピリピリ感”については、昨年6月30日放送の『だれかtoなかい』（フジ系）でも話題になっていましたね。中島と同じHey! Say! JUMPの山田涼介も楽屋でのエピソードを紹介しています。いわく『FNS歌謡祭でSMAPさんが5人並んでるのを初めて見た』といい、『その時にメンバー全員で言ってたのが“オーラがやっぱりヤバい”って』と、異様な空気に包まれていたようです。これに番組MCでSMAP元リーダーの中居正広が『怖いからじゃない？（笑）』『わかるよ。5人集まった時のピリピリ感というか』と返すと、山田は『威圧感はありますね。ちょっと身構える』と話していました。SMAPメンバー同士だけでなく、同じ事務所の後輩にもその緊張感は伝わっていたようで、ネットでは今回の香取の発言に対し『こういう生々しい話を気軽にできるようになったことは嬉しいですね』『冗談として話せるなら大丈夫です』『SMAPの不仲ネタがタブーじゃなくなったね』も喜ぶ声も寄せられています」（テレビ誌ライター）
グループ内の仲が良いことでも知られているHey! Say! JUMPの山田や中島にとっては、非常に印象深い強烈な出来事だったようだ。
（木村慎吾）
