今回は、俳優の菅田将暉さんと、同じく俳優の小松菜奈さん夫妻について占ってみたいと思います。菅田さんと言えば、「ミステリと言う勿れ」でドラマ版・映画版の主演を果たし、高い評価を得たことが記憶に新しいところ。お正月特番としてフジテレビ系でドラマの再放送、映画版の初回放送と再びブームに火が付きそうです。一方の小松さんも映画にCMにと大活躍中。そんな話題の2人は、どのような縁で引き寄せられ、結ばれたのでしょうか。
今回使用するのも、ホロスコープのダブルチャート。2人のホロスコープを出し、組み合わせることによって相性などを見る占法です。ホロスコープというのは、西洋占星術に欠かせない星の配置図のこと。その人が生まれた瞬間に、どの星がどの場所に位置していたかを見ます。それを分析することにより、その人の性格や人生、意識、好み、価値観、才能、恋愛、仕事等、詳細がわかるとされているのです。また、過去・現在・未来についても占うことができます。では、さっそく2人のホロスコープを重ね合わせ、相性を占っていきましょう。
2人のホロスコープ相関図を見たとき、「これは運命的な結び付きだな」と感じました。なぜなら、菅田さんの太陽と小松さんの火星、菅田さんの月と小松さんの太陽&火星がそれぞれ0度という角度を形成しているからです。太陽はその人の人生や性格、生き方などを表す星。月は感情や心理状態、好みやセンスを表す星です。そして火星は情熱やエネルギー、行動力などを表す星とされています。これらの惑星が「融合・強調」を意味する0度を形成しているということは、まとめて言うと「相手の性格や生き方、気持ちを自然にくみ取ることができ、お互いの良さを引き出し合い、お互いの存在がパワーの源となる」相性ことを指します。
特に、菅田さんは小松さんが側にいてくれるからこそ、仕事への意欲が湧き、新しいことに挑戦する気持ちを奮い起こすでしょう。また、たとえ仕事で嫌なことがあったとしても、小松さんの存在が菅田さんの闘志に火をつけるはず。さらに上を目指して乗り越えたい、もっと大きなことを成し遂げたいという気持ちを刺激するでしょう。太陽と月の0度という角度を持っている2人は、もともと「理想的な相性」です。それに加えて火星がパワーを注入していますから、2人は問題やトラブルなどにはビクともしない、タフで強い絆によって結ばれていると言えるのです。
一方、2人は厳しい角度も持っています。菅田さんの金星と小松さんの月、菅田さんの火星と小松さんの金星が90度という「摩擦と葛藤」を意味する角度なのです。金星は愛情を表す星であり、恋愛や結婚において欠かすことのできない重要な星。金星と何らかの角度を取ること自体が運命的な関りが生じさせるのですが、2人の場合は強く惹かれ合う一方で、関係が深まるほど微妙なすれ違いや不安、猜疑心が発生しやすくなるかもしれません。それでも火星の働きでお互いに刺激を与え合い、奮起していくのは確かでしょう。とりわけ2人の間に問題が起きたときなどの非常時に、火星のパワーによって克服するのではないでしょうか。
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に『ABOAB型人間の頭の中』(青志社)、『どうしてあの人に勝てないの? ~ひとつ前の星座でわかる、あなたが<勝てない人>』Kindle版、最新刊『”ダメな恋”から抜け出せないあなたへ 恋の呪いを解く新法則: どうしてあの人に惹かれるの?~8番目の星座でわかる、あなたが<弱い人> 12星座力学の秘密 』Kindle版(いずれも西瓜社)など多数。