女優・田中道子が12月19日に自身のインスタグラムを更新し、ドライヤーで腕に火傷を負ったと明かした。田中によると「ドライヤーが爆発した」という。家には、火傷の薬類がなかったそうで、その後、フォロワーからのアドバイスで応急処置した写真も公開し、感謝を述べた。
田中のように、日常的に使用している家電で、火傷を負うことは少なくないという。
「国民生活センター」によると、「ヘアドライヤーのコードは、使用や保管の際に、屈曲やねじれが繰り返されることにより損傷し、発煙や発火などの原因となることがあります」と、注意喚起している。
他にも、炊飯器やポット、ケトル、スチーム式の加湿器などから出る蒸気は、蒸気口では100度近い高温になっている場合があり、高温の蒸気は数秒触れただけでやけどを負う恐れがあるため大変危険だそうだ。
また、製品評価技術基盤機構=NITEによると、犬や猫のペットがいる家庭に対し、火災の注意を促している。ペットによる火災の原因としては、プッシュ式スイッチのガスコンロだそう。
事例としては、犬や猫がガスコンロのスイッチに触れ、点火したため周辺が焼損。ファクシミリに猫が尿をかけたため、内部の電気部品でトラッキングが発生し焼損などがあった。
「ストーブ系の家電でも、リモコンがついている場合、その上をペットが通ってスイッチが入ってしまう場合もあります。出かけるときは、コンロのスイッチはロックをかけ、ペットはゲージに入れるのが望ましいと思います」(女性誌記者)
乾燥するこの時期、くれぐれも火災には気を付けたいものだ。