2025年1月13日は成人の日ですね。さて、今ドキの新成人ってどんな意識で生活しているのでしょうか? 2022年4月に行われた民法改正によって成人年齢が20歳から18歳に引き下げられましたが、これにより20歳というと以前よりも大人のイメージが強くなってきているようです。
博報堂の『100年生活者研究所』が18歳~80代の男女800名を対象に、「新成人にとっての人生100年時代の幸せ」をテーマとして行った調査によると、約8割が「20代以降に大人になったと自覚した」と答えていました。一方で、「18歳は大人だ」と感じている人は5割を超えており、18~20歳の“新成人層”にいたっては7割超もいました。法改正によって、成人年齢の意識も引き下がっているようですね。
そんな新成人たち、これからの長い人生をどう生きようと思い描いているのでしょうか。「100歳まで生きたいかどうか」を尋ねたところ、全体では3割に留まりましたが、新成人層は5割超え。また、人生100年時代の大人像についてのイメージを選んでもらったところ、「いろいろなことに挑戦する」「長い人生で楽しみを見つけ続けられる」という2つの点において、とくに全体よりも強くイメージしているようでした。
ここから分かることは、新成人たちは探求心を持ち続ける意識が高いこと。これからの長い人生、長きにわたってチャレンジしていきたいという前向きな成長意欲を持っているんですね。
■30~40代女性から見た新成人とのジェネレーションギャップとは?
こうした調査結果を受け、30~40代からすれば「えっ、そんなに長生きしたいの?」「老後はまったり過ごしたいのに今ドキの若者は元気ね」などの心のつぶやきが聞こえてきそうです。
他にも、SNSや掲示板ではジェネレーションギャップを感じている大人女性が多くいるようです。例えば、「嫌になったらすぐ転職する」「整形が昔より当たり前になっているのがついていけない」「年齢で判断せず人間性で判断する」などが挙がっていました。
いかがでしたか? さまざまなギャップがある中でも、新成人たちのまじめな一面やチャレンジ精神は見習うべきことかもしれませんね。