香取慎吾主演ドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(フジテレビ系)が1月9日にスタートし、初回の視聴率は5.6%だった。
元テレビ局の優秀な報道マンだった大森一平(香取)は、あることをきっかけに退職。一平の幼馴染で衆議院議員公設第二秘書を務める真壁考次郎(安田顕)の協力を得て区議会議員選挙に出馬を決めた。自身のイメージアップを狙い、亡くなった妹・小原陽菜(向里祐香)の夫・正助(志尊淳)とその子どもたちと暮らすことに。保育士として働く正助に代わり、ひまり(増田梨沙)と朝陽(千葉惣二朗)の世話を自ら申し出る一平だったが…。
そんな初回は草彅剛が、同局で一昨年に放送されたドラマ「罠の戦争」で演じた議員秘書・鷲津亨役で登場。また、昨年12月6日に急逝した中山美穂さんが、正助の働く保育園の園長・園田美奈子役で出演している。番組終わりには「中山美穂さんが昨年12月6日に逝去されました。謹んで哀悼の意を表します。」と表示された。
「香取演じる子育てに奮闘する一平を、2002年に同局で放送された香取の主演ドラマ『人にやさしく』の前田前(まえだ ぜん)と重ねた人もいたようです。ただ、バンカラな前田と違い、一平はちょっとブラック。そんな一平が、育児を通してどのように変わっていくのかが気になるところです」(テレビ誌ライター)
保育士の仕事環境や、子供のアレルギー問題にも触れている今作。子育て世代の共感を呼びそうだ。