元女性アナウンサーにホテルへ“強制連行された”とXで告発され、窮地に立たされているTKO・木下隆行。10年前の出来事とのことだが、木下は2020年に後輩芸人へのペットボトル投げつけや顔面踏みつけなどの暴力行為が報じられており、“ハラスメント色”がさらに強まった。
元アナウンサーで現在はYouTuberとして活動する青木歌音によると、共演で知り合った芸人と食事に行き、その後「断ったのに腕を掴まれてホテルに強制連行された」という。木下はこの告発を受け「間違いなくぼくです」と認め、「強引なつもりはなかったですが、そう感じさせてしまったのであれば申し訳ないと思います」と自身のYouTubeで謝罪した。
「強制連行」をやんわり否定した木下に対し、青木は、行為を拒絶したら性的奉仕を強要されたなどと再び暴露したうえ、「失礼な発言になってたら申し訳ございません。誰が自分の親より年上の方とホテルへ行きたいと思いますか、、?」と反論するなど、事態は収束の気配を見せない。
「強制連行」の真偽は不明だが、確かに木下をめぐっては、これまでに様々なハラスメントが報じられてきた。後輩芸人は183cmで体重100kg超という木下のガタイにも圧を感じたといい、怖い存在として有名だった。自らがディレクションするアパレルブランドの洋服を、後輩に無理やり買わせるというクレームが出たこともある。あの怖いもの知らずのおぎやはぎ・小木博明ですら、木下からの“報復”が怖かったと漏らしていた。
「2020年3月放送の『バイキング』(フジテレビ系)で、木下のパワハラ行為が取り上げられた際、小木は“年齢は一緒ぐらいだけど芸歴が大先輩”だという木下について、『しゃべると優しい先輩』としつつ『番組でイジったりすると、イジりようによっては怖い目はしてますよね』と説明。さらに『洋服のこととかをダサいとかイジったりすると、目が怖いなと。そういう時は、1人にならないようにパッとみんなのところに行って、団体で帰ります』と収録後の報復にビビっていたと明かしています。小木といえば、とんねるず・石橋貴明や“番長”清原和博ら錚々たる先輩たちをイジり倒してきた強心臓の持ち主。その小木をして『イジると怖い』『帰りは団体で』と言わしめた木下が、いかに後輩にキツくあたっていたかが窺えます」(テレビ誌ライター)
2月2日放送の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)では出演部分がカットされるなど、すでに番組にも影響が出始めている木下。引退した中居正広に続き、今芸能界で最も危機的状況にある人物だと言えそうだ。
(木村慎吾)