元TBSアナウンサーでタレントの生島ヒロシが自身の出演番組のスタッフに対し、ハラスメント行為を行い、TBSの2つの冠ラジオ番組を降板した。元タレントの中居正広氏とフジテレビの問題が広がりを見せるのと共鳴するかのように、芸能界の闇の部分が徐々に表沙汰になるようになってきて、世間の関心を集めている。そんな中、またしても過去のハラスメント疑惑が掘り返されてしまったようだ。
元TBSで現在はフリーアナの吉田明世が「上田と女がDEEPに吠える夜」(日本テレビ系)に出演し、過去の痴漢被害について告白したのは、さる1月28日放送回。
吉田は見知らぬ男性から大事な部分を映した卑猥なビデオ通話がかかってきたり、電車で遭遇した見知らぬ男性から職場まで後をつけられた経験があることを説明。さらには、「1回満員電車に乗っていて、私は降りないんですけど、その人が降りる瞬間に、(私が)胸を鷲づかみされたんですよ」と、電車から降りる際の被害も打ち明けている。
「他番組でも気功マッサージに行った際、際どいところまでマッサージされたうえ、『来ないと悪いものに取りつかれる』と脅しととられる連絡まできたというエピソードも話していましたし、ほんわかしたオーラをまとっていることもあってなのか、こういった被害に遭いやすい印象を受けます」(エンタメ誌ライター)
そんな吉田といえば、TBS時代に共演していた大物司会者からお触りされた疑惑があることでも知られている。
「13年放送の朝の情報番組『朝ズバッ!』で、司会のみのもんたからヒップを触られていたのでは?と思われるシーンがカメラに映し出されたことで当時騒ぎになりました。そして現在の業界事情もあって、痴漢被害を告白したことで再びその疑惑を思い出してしまったという視聴者が多かったようです。ただ、これについては原稿を読む練習をしている最中に肩を押されたため、手を払ったところ、ヒップを触られているように見えてしまったと吉田は後に説明し、キッパリと疑惑を否定しています。とはいえ、みのは2016年に吉田が結婚した際、写真週刊誌『FLASH』の直撃でお祝いコメントをお願いされると、『ご結婚、おめでとうございます。あなたを女性にしたのは私ですから、ハハハ。よかったねぇ』と、意味深な祝辞を贈っていました。こんなことを言っていれば、裏で何かあったのでは?と、勘ぐってしまいますし、そもそも、このコメント自体もこのご時世なら人によってはハラスメントと受け取られてしまう可能性すらありますよね」(前出・エンタメ誌ライター)
当の本人である、みのは肉をのどに詰まらせ、救急搬送されたというニュースも報じられたばかりで、幸い命に別状はないものの、テレビ復帰どころではないだろう。が、今後、限定的な復帰を果たした際にも、言動には気を付ける必要がありそうだ。
(権田力也)