自分に“その気”はないのに、ご飯や飲みに誘われたらどうしますか?
断りたいけど断りにくい、今後も仕事や友人関係で会う機会がありそうだからトラブルは避けたい、でも付き合う気持ちはまったくない……そんなときの無難な断り方をお伝えしますね。
■仕事が忙しくなくても忙しい“フリ”をする
実際に仕事が忙しくてもそうでなくても「ごめんなさい。今は仕事が本当に忙しくて……」というのは、とても無難な断り文句です。ただし、伝えるときには、自分はこの仕事が大好きでしっかりと全うしたいこと、いつ一段落するかという先は見えていないということも伝えてくださいね。そうしないと、「じゃあ、いつなら会える?」と相手に返されてしまいますよ。
■夢の実現に向けて資格取得の勉強中と嘘をつく
例えば、あなたがカフェ店員だとしたら「今ね、紅茶の資格を取りたくて勉強中なの」という断り文句がいいかもしれませんね。不動産屋勤務なら「宅建の勉強中で」というのはどうですか。他にも、「転職活動中」「起業したくて準備中」など、人生においてポジティブで大切なことを進行中と話せば、引いてくれる場合が多いです。
■家族が病気だからなかなか外出できないことにする
家族と同居の場合には、両親や祖父母の「健康状態が今ひとつで……」「私がなるべく家にいてあげないと……」という言い訳が成立しやすいです。もし、家族とは離れてひとり暮らしだとしても、「実家が今、ちょっと大変で……」という逃げ道もあるのではないでしょうか。やむにやまれぬ事情、という部分を強調するといいですね。
■ちょっと体調を崩していて外出は控えていることにする
体調が悪かったら遊んでいる場合ではないですよね。なので、「最近ちょっとストレスで体調が……」などと話すのは、いちばん効果的な断り文句かもしれません。この理由で断ってもしつこく誘ってくるとしたら、その人はあなたを好きなわけじゃなくて、単に“女性を口説きたい”だけかもしれません。相手を選別したいときにもこの理由で断ってみましょう。
いかがでしたか? これらの理由で断ってみてもしつこく誘ってくる男性がいたら、そのときはハッキリ「ごめんなさい。私、他に好きな人がいるんです」などと断ってもいいと思います。相手を傷付けないことを優先して、自分が傷付いてしまったら本末転倒です。まずはあなたが恋愛で傷付かないように、勇気を出して断りましょうね。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。自己肯定感アップ術や詩作、色彩心理学を通したセラピーの他、姿勢改善や呼吸法、ストレッチやダイエット術など心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。食育インストラクターやパンシェルジュ(パンの資格)を持ち、恋に効くモテボディのためのレシピも考案。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCなども。インスタ「恋に効く詩の世界」が人気。