12月24日深夜に北海道で交通事故に遭い、全治3カ月の重傷を負ったEXILEのMAKIDAIが、1月31日放送の「ZIP!」(日本テレビ系)に生出演し、復帰を果たした。番組では辛そうな顔を見せず、身振り手振りを交えて会話するなど順調な回復ぶりをアピールできた形だ。だが、本人が語った事故当時の様子からは、一歩間違えば最悪の事態になっていたことがありありとうかがえたという。
自動車ライターがしみじみと語る。
「番組中にMAKIDAIは、事故直後に『熱いものが頭から流れているな』と感じたことを告白。つまり頭部にケガを負っていたわけです。脳しんとうは報告されていましたが、外傷について触れた記事はなく、報道よりもさらに大ケガだったことになります。ただ顔に傷はなく、話し方もごく普通だったので、頭部に障害が残る恐れはなさそうですね」
この事故ではMAKIDAIらが乗ったワゴン車の右後方にトラックが衝突。ワゴン車の後輪付近が大きくヘコんでいることから、どうやらMAKIDAIは右後方の座席に座っていたようだが、事故当時の状況を前出の自動車ライターはこう推測する。
「MAKIDAIは『自分が倒れていたところをマネージャーに起こしていただいた』と説明。つまり事故の衝撃でMAKIDAIは座席から放り出され、真ん中の通路か後方の荷物スペースに叩きつけられたと想像できます。それほどの大ケガを負いながら、わずか1週間で転院できたことには驚くほかありません」
転院の時期は1月20日の退院から3週間前だったという。つまり年末年始の時期には函館から東京への移動に耐えうるまで体調が戻っていたわけだ。これもやはり日頃のパフォーマンスで鍛えた肉体だからこそ。まだ痛みはあるとのことで、ファンならずとも全快を祈らずにはいられないことだろう。
(白根麻子)