お笑いコンビ・オリエンタルラジオ・藤森慎吾が2月24日放送のテレビ朝日系「チョコプランナー」に出演。“バチバチしていた”という若手時代を振り返った。
番組では、今年3月に閉館する「よしもと∞ホール」について特集。数々の若手芸人たちの思い出が詰まった舞台ということで、オリエンタルラジオ、はんにゃ、番組MCのチョコレートプラネットらが、劇場での懐かしい日々を語り合った。
そもそも∞ホールは、2005年にブレイクしたオリエンタルラジオのために用意された劇場だったそうで、オリラジは吉本から猛プッシュを受けていたようだ。そのため藤森は、同期のはんにゃにら対して“上から”の対応をしていたといい、「今だから言えるけど、むちゃくちゃ嫌なヤツだったと思う。俺がすごく嫌なヤツで、あっちゃん(中田敦彦)がめちゃくちゃ嫌なヤツ。コンビのケンカも本当に絶えなかったし」と明かした。
“オリラジのケンカ”といえば、2007年のラジオ生放送での殴り合い事件が有名だが、藤森は「あれも氷山の一角。殴り合いは日常茶飯事」だったという。
「当時の中田の我の強さは突出していたといい、藤森は『とにかく楽屋で一緒に居たくなくて、トイレに入って本番まで待ってた時もあった』と言うほど。また、同期のはんにゃ・金田も『あっちゃんの態度が悪すぎて、俺の相方の川島がブチギレてケンカになった』と明かしています。オリラジは2004年に、吉本養成所在学中にM-1グランプリの準決勝に進出し、スピード出世を果たしました。事務所にも推されたことから、天狗になっていたようですね。やがてバブル人気は弾けますが、飽きられた後にも、藤森のチャラ男キャラや、中田のパーフェクトヒューマン、YouTubeへの転身など、二の矢三の矢を放てたのは才能の証と言えるでしょう」(テレビ誌ライター)
転んでもタダでは起きなかったオリラジ。中田の傲慢さには辟易していても、その才能と行動力は周囲も認めざるを得なかったのではないか。
(木村慎吾)