星野源が「サザエさん」のような「おげんさん」に扮してホストを務める音楽バラエティー番組「おげんさんといっしょファイナル」(NHK)が3月27日に放送され、様々な憶測の声があがっている。
2017年から放送を開始したこの番組は、星野扮する「おげんさん」とその家族が「音楽で遊ぶ」ゆるくて楽しいバラエティー番組。毎回、豪華ゲストとの思わぬトークや、クオリティーの高い演奏を楽しんできた視聴者は多く、今回で終了となることを嘆く声がネット上には数多くあがっている。「すぐに『帰ってきたおげんさんといっしょ』が放送されそう」「『おげんさんといっしょリターンズ』がこの秋に放送されたらうれしい」といった「また放送されるのではないか」と期待する声がある中、対照的に「星野源はこれで仕事に区切りを付けようとしているのではないか」とよからぬ予感を指摘する声もあるようだ。
その理由は、番組ラストで「おげんさん」が再会を誓い、出演者全員で星野「Hello Song」を歌ったのだが、曲の合間に呼びかけた言葉と最後を締めくくった言葉が波紋を呼んでいるのだ。曲の合間には「曲は終わる。番組は終わる。人はいつか死ぬ!今あるうちに一緒に歌うんだよ!」と声をかけ、最後には「音楽を愛しているみんな、ありがとう!『おげんさんといっしょ』、おしまい!」と決意を感じる締めくくりの声をあげたからだ。
「これはガチでラストなんだと感じた。星野の精神状態がちょっと心配」「5月にリリースされるアルバムタイトルが『Gen』で、曲は終わる、人はいつか死ぬとか言ってたから、おげんさんは大丈夫なんだろうかと思わずにいられない」「花粉症がひどいらしいけど、この日の星野源は元気なさげだった。朝からリハで疲れてた?それとも何かあった?」といった、心配する声があがるのもわからなくもない。個人的には、星野がこの日「孤独」という言葉を何度もトーク中に発していたことが気になっている。
春という季節はワクワクする季節だが、ゾワゾワする季節でもあるから、どうかみなさまもご自愛ください。
(森山いま)