4月8日、交通事故後に搬送された静岡県内の病院内で看護師に暴行した傷害容疑で逮捕された女優の広末涼子が4月16日早朝に釈放された。
留置されていた浜松西警察署の玄関に上下黒のスーツ姿で姿を現した彼女は、報道陣に深々と頭を下げた後、関係者が用意したミニバンに乗り込んだ。
「8日間も勾留されただけあって、かなりやつれた印象。午前6時過ぎにもかかわらず詰めかけていた報道陣を前に当惑した表情もうかがえました」(芸能関係者)
釈放からまもなく広末は自身の公式サイトを更新。被害者に対して謝罪するとともに「広末涼子は検査に協力し、正式な関係結果においてアルコールや違法薬物は一切検出されておりません」「本人は、過去を含め、薬物に一切関与しておりません」と飲酒運転と薬物使用を完全否定した。
朝の情報番組が一斉に速報を出した広末の釈放。前出の芸能関係者は「釈放直後の姿に非常に違和感を抱きました」と指摘する。
「メイクや服装に問題なく、お辞儀の仕方もしっかりしていたものの、彼女は出迎えの車が発車した直後に後部座席で歯を見せて満面の笑顔を浮かべていた。当然、テレビカメラが捉えているのはわかっているはず。示談が進んでいるものとみられるとはいえ、明確な被害者がいる事件を起こしただけに、釈放直後にこうした表情を見せるのは芸能界でも前例のない失態だと思います」(前出・芸能関係者)
よほどの安堵感だったのか。
(塚原真弓)