4月20日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が第一子となる女児の誕生を報告した。
子供の足の写真とデコピンとともに英語のメッセージをインスタグラムで公開し、「ようこそ大谷ファミリーへ!」と綴った大谷。
「元気でかわいい娘を産んでくれた愛する妻に心から感謝しています」と妻の真美子さんを労い、球団とチームメイト、ファンに加えて医療関係者にも感謝を伝えている。
この発表に祝福の声が殺到。ヒカキンや布袋寅泰ら著名人もコメント欄にお祝いのメッセージを送っている。
大谷の第一子誕生についてスポーツジャーナリストは「意外だったのが子供の性別を公表したこと」と語る。続けてもらおう。
「昨年3月1日に結婚を発表した際は、真美子さんがお相手であることを2週間あまり明かしていなかったことで、子供が産まれても性別は伏せるのではないかと思っていました。ほとんどプライベートを語らない性格から、アメリカでは“秘密主義者”扱いされていましたが、第一子の性別を発表したことで現地の捉え方も変ってくるのではないでしょうか」
真美子さんの出産にともない4月19日からチームを一時離脱していた大谷は同21日のテキサス・レンジャーズ戦で3試合ぶりに復帰。スタメン紹介の際には、祝福の拍手が敵地のスタンドからも沸き起こったのだった。
「むしろ日本のほうが『素直に喜べない人』が多い印象ですね。大谷ばかりを取り上げるマスメディアを批判している人たちはSNSに『また(情報番組などが大谷の話題一色になり興味のない人には嫌がらせに感じる)“大谷ハラスメント”が始まる』と書き込んでいます。一方、政治に危機感を持つネットユーザーは『物価高騰やトランプ関税対策の目くらましでしかない』と手厳しい。大谷は何も悪くないだけに、こうしたコメントを目にすると複雑な気持ちになります」(前出・スポーツジャーナリスト)
これも超のつくスーパースターの宿命か。
(塚原真弓)