アメリカンサイズの大容量の商品を破格の価格で提供しているアメリカ発祥の「コストコ」。食料品や飲料、日用消耗品や酒類など他の店舗と比較して圧倒的に安い価格で購入できることで人気です。
ただ、大容量がゆえに「まとめ買いしても家に収納するのが困難」、「冷蔵庫に入りきらない」などや、郊外にあるため「運転免許を持っていないから行けない」などの悩みもありました。
そんな悩みを解消してくれそうなのが「コストコ再販店」。これは、コストコの商品を小分けにしたものを、大手スーパーのコストコエリアや個人経営のコンビニなどで再販しているのです。しかも、本家では必要なコストコ会員にならなくても購入でき、入会費や年会費も不要です。
今年4月現在で、全国に120店舗以上もコストコ再販店があります。
利用者の声としては「1人暮らしの私。食べてみたかったホールケーキが4分の1にカットされていたのがあってうれしかった」「会員になる前にコストコ商品を試せるのはいい」など概ね好評だった。
だが、一方では「食品を小分けにしてる際の衛生面が気になる…」「値段高いし、食品も一度開封したものを小分けにしているのが気持ち悪い」などネガティブな意見もあった。
「ピザやホールケーキ、大容量のパンなどは、各店舗で開封してから少量を再度パッキングして売っています。この場合、保健所に小分け業の許可が必要なので、衛生面は心配ないかと思います。ですが、小分けのための手間やパッケージなどの経費が掛かるため、商品は2割から3割ほど割高になります」(女性誌記者)
お1人様でも気軽にチャレンジできるコストコが再販店の魅力のようだ。