2月18日より全国順次公開する映画「ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ」の公開記念イベントに“浪速のエリカ様”こと上西小百合衆議院議員が登場した。
同作はスキャンダルで炎上し失脚したアメリカ民主党の若手議員であるアンソニー・ウィーナーに密着したドキュメンタリー作品。日本の炎上スキャンダル政治家を代表して呼ばれた上西議員も、「あれはまさに今の私だなと思ってます」とリップサービスして笑いを誘った。
また、イベント後の囲み取材では同日に日本維新の会の公認候補として千葉1区から立候補を表明した元フジテレビアナウンサー・長谷川豊氏に対し「有権者を舐めてますね」と口撃。先月、長谷川氏のイベントを見たという上西氏は「反省されてると思ったら、まったくの無反省。自分がやったことを全然わかってない。そういう人が政治家になるのはありえない」と一刀両断し、さらに「当選すると思いますか?」の問いには、「まったく思わないですね。落選すると思います。長谷川さん本人も当選すると本当に思ってらっしゃるのか疑問です。喜劇だなと思ってます」と斬り捨てた。
また日本維新の会についても「知名度欲しさに長谷川さんを取ったんだと思います。比例票を獲得するためだけに使われてる可能性もある。自覚したほうがいい」と容赦ない。
自身の今後については、「皆さんはタレントになるだろうと思ってらっしゃると思うんですけど、死ぬまで政治家ですので。次の選挙も立候補します』と話していた上西議員。長谷川氏が当選となった暁には、“炎上”を得意とする者同士の舌戦が繰り広げられそうだが、「政治家には2人とも向いてない」が世間の総意?