4月24日発売の「週刊文春」で俳優・田中圭との不倫が報じられた女優の永野芽郁。
当人は不倫疑惑について一貫して否定しているものの、彼女への批判がネット上でヒートアップ。永野の出演するCMが相次いで放送を取りやめる事態に。
今年3月にパーソナリティに就任したばかりの「オールナイトニッポンX」(ニッポン放送)の降板が決定したほか、来年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の出演を辞退することになった。
5月19日、同局は公式サイトを更新し、彼女の所属事務所から同18日に出演辞退の申し出があったとして「NHKとして検討した結果、この申し出を受け入れることと決定しました」と発表したのだ。芸能関係者が語る。
「『豊臣兄弟!』で永野が演じる予定だったのが、仲野太賀演じる主人公・豊臣秀長の幼馴染である直(なお)の役。今年6月にクランクイン予定のため代役探しが急ピッチで行われ、5月20日に永野の代役がフラーム所属の白石聖に決定したと一部で報じられました」
2020年放送のドラマ「恐怖新聞」(フジテレビ系)でヒロインを務め若手のホープとして期待を集める白石だが、永野の代役争いには「強力なライバル」が存在したという。同関係者が続ける。
「『乱世に翻弄される悲劇のヒロイン』と紹介されていることからわかるように、直は『豊臣兄弟!』において極めて重要な役。スケジュールの条件も含め、限られた中で人選が行われたのですが、ここで白石以上に有力視されていた『もうひとりの候補』が存在していたんです」
その女優は3年前の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演した山本千尋。
「彼女はどんな役柄にも憑依できる“カメレオン女優”。今年1月公開の映画『アンダーニンジャ』でも存在感抜群の演技を見せつけました。永野のスキャンダルが報じられた直後から代役の有力候補として名前が挙がっていたのですが、ネックとなったのが『永野と同じ事務所に所属している』ということ。炎上の余波を受けたくないNHKの思惑もあり、他事務所の白石が競り勝ったのでしょう」(前出・芸能関係者)
熾烈な代役争いが繰り広げられていたのである。
(塚原真弓)