来年放送のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」に出演予定だった永野芽郁。しかし5月18日に所属芸能事務所による文書で出演辞退することが判明した。「豊臣兄弟!」の収録は6月からスタートするとのこと。代役は芸能事務所「フラーム」に移籍したばかりの白石聖だと5月20日、複数のメディアが報じた。
2019年に放送された森下佳子氏脚本の「だから私は推しました」(NHK)で地下アイドルの栗本ハナ役を好演した白石。一気に大ブレイクするかと思われたがプチブレイク止まり。その後も「しもべえ」「Shrink‐精神科医ヨワイ‐」(いずれもNHK)「やっぱりおしい刑事」(NHK BSプレミアム)などNHKから愛され、民放作品にも出演しコツコツと演技力に磨きをかけてきた。
2023年放送の「大奥」(NHK)では、中島裕翔演じる水野祐之進の幼なじみで後に結婚するお信を演じ、和服の着こなしや時代劇の基礎を学んだことだし、「森下脚本」に2度出演しているということは3度目の「森下脚本」として「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に出演するのではないかと予想していたのだが、その予想は大ハズレ。白石なら花魁でも江戸の町娘でも似合いそうなのにと残念に思っていたら、「豊臣兄弟!」の出演が決まりそうだというから、2026年には白石が大ブレイクするのではないかと思っている。史実にはない「直」という悲劇的なドラマオリジナルキャラクターを白石がどう演じるか楽しみだ。
2020年放送のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」では、沢尻エリカの降板により川口春奈が代役を務めた。そんな川口は現在、ドラマ主演や企業CMなど出演多数の売れっ子状態になっている。
白石も川口のように売れっ子状態へと躍進するか。
(森山いま)