2026年放送の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK)を降板した永野芽郁の代役が、白石聖に決定したと5月22日、同局から発表された。
白石が演じるのは、主人公・豊臣秀長(幼名・小一郎)と同じ年の幼なじみ「直」。豊臣兄弟の故郷である尾張中村の土豪の娘で男勝りな性格だが、小一郎のことをひそかに慕っている。乱世に翻弄される悲劇のヒロイン。
大河初出演となる白石だが、NHKのドラマでは「だから私は推しました」や「しもべえ」、「大奥」、「カナカナ」などへの出演実績がある。また、19年には“美少女タレントの登竜門”ともいわれる結婚情報誌「ゼクシィ」の12代目CMガールに起用された。
「現在26歳の白石はこれまで、スキャンダルのない俳優でしたが、知名度としてはそれほど高くはありませんでした。けれども今回、不倫疑惑で降板した永野の代役に抜擢されたことで、そのことが連日ニュースになり、白石聖の名は検索され彼女の認知度は一気に上がりました。NHK大河が決まると、事務所はそのことをアピールしてCMにも営業をかけやすくなります。今回、知名度がグッと上がり、大河放送前にはCM出演も決まってくると思います。また、不倫疑惑で辞退した女優の代役という立ち位置となるわけですから、裏を返せば、清純派なのはお墨付きをもらったも同然。今後、白石の注目度はさらに高まることは間違いありません。大河での演技が評価されれば、白石が大ブレイクする可能性は大ですね」(芸能記者)
白石にとってはプレッシャーもあるだろうが、今回の抜擢を自身のチャンスとして大きく羽ばたいてほしいものだ。