日差しが気になり、帽子が活躍する季節になってきました。ファッションアイテムや紫外線対策として愛用している方も多いと思いますが、臭いのケアまで行き届いていますか? 気が付いたら「臭い……」とならないように、次のようなケアをするのがオススメですよ。
■汚れを拭き取る
汚れが染み込んで定着しないよう、外から帰ってきたら汚れを拭き取る習慣を作ると汚れにくく嫌な臭いが染み込みにくくなります。固く絞った濡れタオルで優しく叩くように汚れを拭き取り、乾いたタオルで優しく水分を取り除きます。汗が染み込んでいるケースもありますから、風通しのよい場所で陰干しして水分と臭いを飛ばしましょう。
■消臭・防臭スプレーをかける
「染み込んでしまいそう……」という臭いには、消臭・防臭スプレーを使いましょう。洗えない素材の帽子にも使用できるタイプを選ぶことで、水拭きや水洗いができない帽子のケアとして活用することもできます。「いますぐ臭いを爽やかに変えたい」というときの救世主です。
■キャップウォッシャーで丸洗い
「水洗いしたいけれど手洗いするのは面倒……」という場合にオススメなのがキャップウォッシャーです。帽子の形を崩さないように囲い、そのまま洗濯機で洗濯することができます。つばが折れてしまったり形が崩れてしまったりするのが嫌で洗濯できなかった帽子も、この方法なら丸洗いできるかもしれません。
服のように頻繁に洗ったりお手入れをしたりする習慣を作りにくい帽子は、知らず知らずのうちに汚れや臭いが溜まってしまいます。気付いたらその場で対応できるように、必要なグッズを常備して帽子のケアに役立ててはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)