マツコ・デラックスが“金銭援助”報道の衝撃!フジ「エース社員」が悪用した「プロデューサーの特権」
オンラインカジノで繰り返し賭博をしていたとして、警視庁がフジテレビ社員の鈴木善貴容疑者を逮捕したのはさる6月23日。この人物が同局でバラエティー制作部企画担当部長を務める「エース社員」だったことから、テレビ業界に衝撃が広がっている。
「彼は『ホンマでっか!?TV』や『さんまのお笑い向上委員会』『アウト×デラックス』などを手掛けた敏腕プロデューサー。3年前には港浩一前社長の肝いりで平日の帯番組『ぽかぽか』の立ち上げを任され、逮捕直前まで『ぽかぽか』の制作統括を担当していました」(テレビ関係者)
6月28日深夜放送の「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)で、明石家さんまから「我々の仲間」と呼ばれていた鈴木容疑者。数々の人気番組を手掛け、芸能界での人脈は相当なものであったと推察できるが、ここにきて新たな事実が判明。さらなる激震が走っている。
「7月4日に『NEWSポストセブン』が配信した記事では、鈴木容疑者がマツコ・デラックスから『1000万円ほど借りていたんじゃないか』と、フジの関係者が証言。記者の直撃を受けたマツコは、金額については『そんなには貸していない』と否定したものの、所属事務所の前社長とともに鈴木容疑者に金銭を貸していたことを認めていました」(前出・テレビ関係者)
驚くほかない、テレビ局社員による「タレントからの借金」。同関係者は「“いびつな関係性”ありきと考えざるを得ない」と指摘する。
「芸能事務所やタレントにとって、生殺与奪の権を握られているも同然の存在がプロデューサーです。当然ながら、プロデューサーに嫌われると番組に出られない。鈴木容疑者はマツコと『アウト×デラックス』を通じて深い関係だったとも言われていますが、プロデューサーという立場がなければ、そうそうお金を借りれるものではありません。『プロデューサーの特権』を悪用したと見られても仕方がないでしょう」(前出・テレビ関係者)
テレビ業界の闇にメスが入ることを願いたい。
(塚原真弓)
