【大追跡】「相葉雅紀“名波”が松下奈緒“青柳”を翻弄」に既視感の声も“ブレなさ”」が絶賛された俳優
大森南朋、嵐の相葉雅紀、松下奈緒ら3人が主演するドラマ「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」(テレビ朝日系)の第2話が7月16日に放送され、平均視聴率は初回の9.7%から1.1ポイントダウンの8.6%だった。
ドラマの舞台は2009年、警視庁刑事部に新設された防犯カメラの追跡や画像解析などによる捜査の専門部隊「SSBC」。凶悪犯罪を担当する捜査一課を専門に支援する別班だ。
この日の第2話は、無差別爆弾テロ事件で指名手配されている荒川泰三(吉岡睦雄)が、同棲中の星野ゆかり(伊藤歩)を利用して、再び爆弾テロを起こそうとしていた。
荒川は捜査一課によってあっさり逮捕されたが、SSBCの伊垣修二(大森南朋)と名波凛太郎(相葉雅紀)は、星野を追いファミレスにいたところを発見。爆弾を持っていた星野の説得に当たるという流れだった。
人物像として伊垣は、元捜査一課の刑事だったが、問題を起こしてSSBCへ異動。名波は、元警察庁長官で現・内閣官房長官の伯父を持つ警察庁からSSBCに出向してきたキャリア組。しかも、捜査においてその後ろ盾を存分に利用する一面がある。
捜査一課の主任・青柳遥(松下奈緒)は、伊垣と名波のコンビに振り回されるという構図だ。1話も2話も、名波がシレっと現場捜査に乗り出し、青柳に連絡するも無視されるが事件を解決するというパターンだ。視聴者からは「『相棒』の、一昔前くらいにありそうなストーリー」「既視感半端ない」などと揶揄されている。
「舞台は『SSBC』に初めてスポットを当てていますが、なぜか新鮮さに欠ける。唯一評価されているのは、遠藤憲一が演じる八重樫雅夫捜査一課長。名波の権力に屈し、腰巾着のようにふるまうのは『ドクターX』からのお約束。まあ、このポジションは『ブレないエンケンが好きだ』『エンケンのコメディパートはいい感じ』など、視聴者から支持されています」(テレビ誌ライター)
刑事モノでは定評のあるテレビ朝日。伊垣と名波のバディも長く続くのか見届けたい。
