関根勤が「俺もイケるかも」ブレイクを予感した“後輩タレント”の大躍進
お笑いタレント・関根勤が「俺もイケるかも?」と芸能界でのブレイクを予感したのは、事務所の後輩・小堺一機の活躍を目にしたときだった。自身YouTubeチャンネル「関根勤チャンネル」(8月5日公開)で、当時の心境を振り返った。
この日の配信には、お笑いコンビ「トムブラウン」がゲスト出演。ボケ担当のみちおは、高校の1学年先輩である布川ひろきが、地元・北海道のテレビにタレントとして出演しているのを見たときの衝撃を語った。
「布川さんがテレビに出れるなら、けっこう簡単な世界かも。イケるじゃんと思って…」
この思いが、コンビ結成のきっかけになったという。関根もこの話に「そういうのあるよね、身近な人が出てるとイケるって。僕もその感覚ある」共感し、自身の経験を明かした。
「僕がデビューして、2年後に同じ番組で小堺(一機)くんがデビューして、一緒にライブとかやってたの。漫才ブームが来たんだけど、あれはお笑いの本場、大阪の人たち。ツービートにしても関東で特別な人たちがあそこにいる、俺たちは違うんだと思ってたら、小堺くんが28歳で『ライオンのいただきます』の帯番組の司会に決まったわけ。『え、小堺くん向こうへ行った。あれ、俺もイケるのかな?』って…」
小堺が司会を務めた「ライオンのいただきます」(フジテレビ系)は、1984年10月に月曜から金曜までの生放送トークバラエティとしてスタート。91年1月には「ライオンのごきげんよう」に改題され、2016年3月まで放送された。
当時13時~13時半に放送された「いただきます」は、12時スタートの「笑っていいとも!」の観客をそのまま入れ替えず、同じスタジオから生放送されるスタイルでも話題を呼んだ。
関根自身も「笑っていいとも!」に1985年4月から出演し、番組終了の2014年3月まで29年間もレギュラーを務めた。司会のタモリに次ぐ同番組の最長出演記録となった。
(所ひで/YouTubeライター)
