【愛の、がっこう。】木村文乃みたいな先生ってホントにいる?歌舞伎町の現役ホストに聞くと意外な答えが!
木村文乃が主演を務め、Snow Manのラウールと共演するドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)がラストに向けて盛り上がっている。
本作は、「すれ違うことすらないはず」の2人が出会い、大きな隔たりを越えて惹かれ合うラブストーリー。堅い家庭で育ったマジメすぎる高校教師・愛実(木村)が、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)に言葉や社会を教える秘密の“個人授業”を続ける中で、次第に距離を縮めていく…というのが大筋の展開だ。
「ただ、ドラマですから当然と言えば当然かもしれませんが、現実の目で見ると違和感だらけです。まず、設定として出てくるこの先生像。前職の出版社で婚約者に裏切られ、ストーキングまがいの行為に走って警察沙汰になり、職を追われた女性が、再起をかけて高校教師になるというのが、ほとんどファンタジー。教育者として必要な安定感も信頼も欠いており、“もしこんな先生が実際にいたら”と想像すると、不安ですよね」(芸能ライター)
ところが、新宿・歌舞伎町で働く現役ホストに話を聞くと、こんな声が返ってきた。
「教師がお店に来るケースはありますよ。めちゃくちゃストレスがたまってるみたいですからね。だから、“すれ違うことすらない”なんてことはなくて、むしろ教師こそホストにハマりやすいです(笑)」
つまり、教師とホストが交流する可能性自体はゼロではない。ただしそこで芽生えるのは、ドラマのように“純愛”と呼べる関係ではなく、心の隙間や依存を埋めるための危うい関係性のようだ。さらに、視聴者の40代会社員からはこんな冷静な声も。
「出版社から教師に転職できるくらいの職業意識なら、愛のためにとっとと先生やめて別の職業につけばいいのに、って感じます。先生は本来、子どもたちのために教育がしたい、教育の現場にいたい、という先生であってほしいから。まあ、それも理想論ではありますが」
現実社会に投影すれば“職業選びを間違えた人”に見えてしまうというのだ。中学生を子供を育てる出版社勤務の母親もこう語る。
「ドラマだからおもしろく見てますけどね。あのくらい美人ですと、生徒から人気が出るかもしれないけど、すぐ人を好きになっちゃって、追いかけるような性格だから、生徒に好きな人ができたら家まで来そうで怖い」
現実的じゃないから、安心してフィクションとして楽しめると視聴者は多そうだ。
