人が散らかす理由が分かれば部屋はキレイになる!“目から鱗”の収納術
ずっと部屋が散らかったまんまで片付かないのは、ズバリ!“モノを散らかす”から。だから、根本の問題に向き合ってモノを散らかす理由に対処さえすれば、いつだってキレイな部屋をキープできるはず。しかも簡単に。そんな視点から収納の方法をみていきましょう。
せっかく部屋を片付けてもいつの間にか元通り……。そんな日々にがっかりしていませんか? 日々増えていくモノを減らしながら「今日もなんとか片付けできた……」という毎日から脱却するには、“人が散らかす理由”を知り、片付けたいと思える工夫を取り入れることが大切です。
私たちは、無意識のうちに「手軽さ」と「手間」を天秤にかけて行動します。脳は“手間がかかること”を避けようとするので、片付けるという作業が「面倒」だと感じると、自然とモノを出しっぱなしにしてしまうのです。
実は、この「脳の仕組み」こそが、どれだけガミガミ伝えても家族がなかなか片付けてくれない理由の1つなんです。怒るのではなく、脳が「面倒」と感じないような片付けの方法を見つけるのが解決への近道です。
「片付けなさい!」と伝えても、相手が“面倒くさいこと”だと認識していれば素直に動いてくれません。そのため、面倒くささを払拭するには「モノの指定席」を作るのがオススメです。
よく使うおもちゃや文房具は、使う場所に「専用の住所」を決めてあげましょう。カゴやボックスにラベルを貼って簡単に元に戻せるようにすることで、片付けのハードルをグッと下げることができますよ。「そこに入れておいてね」「元に戻しましょうね」は、「片付けろ!」に代わる魔法の言葉かもしれません。
モノの定位置を決めても、全てを把握できるとは限りません。「どこに戻せばいいか分からない……」と感じると途端に整理整頓のモチベーションが下がってしまいますから、分からなかったらどうするかまでの方法を共有しておきましょう。
オススメの方法は、一時的にモノを置いておくトレイやカゴを設置し、定位置が分からなくてもしまえるようにすること。部屋に放置せずにしまう習慣を作りながら、モノの定位置を1つずつ覚えてもらいましょう。
片付けは習慣化が大切です。一度にすべてを終わらせようと思っても、またすぐに状況が変わってしまいます。「これなら手軽にできる!」という方法をシェアしながら、家族みんなが心地よく過ごせる部屋づくりを楽しんでくださいね。
(Nao Kiyota)
