【自民党総裁選でも意見表明】元不登校YouTuberゆたぼん、ボクシングジムに届いた“怪文書”にブチギレで見せた「成長」
元不登校YouTuberで、現在は冒険家を名乗るゆたぼん。9月20日までにXを更新し、9月22日に告示された自民党総裁選で期待する候補者を高市早苗・前経済安保担当相だと、実名で根拠とともに綴るなど、自身の意見をはっきり表明したことでも話題(総裁選では他に茂木敏充前幹事長、小林鷹之・元経済安保担当相、林芳正官房長官、小泉進次郎農相が出馬)だが、確たる信念のもとに意見表明したといえば、9月17日のXへの投稿も何とも衝撃的だった。所属するボクシングジムに事実無根の手紙が送りつけられたことを明らかにしたのだ。
「ご報告」と題した投稿では、実際に届いた封筒や手紙の写真とともに、「僕の所属してるボクシングジム宛てに、匿名の人物から『ゆたぼんこと中村逞珂が複数の無実の個人をインターネット上で誹謗中傷している』という手紙が届きました!」と説明。その手紙は全部で29枚にも及び、ジムの会長やコーチと一緒に確認したところ、「誹謗中傷しているかのように印象操作する内容ばかりで、実際に僕が誹謗中傷した証拠は一切ありませんでした」とつづっている。
一方、文書には「人としてもスポーツマンとしても失格」「退会処分にすべき」といった記述もあったそうで、これに対しゆたぼんは「こんな手紙を匿名で送ってくるなんて本当に卑怯。僕に対する名誉毀損だと思います」と強く反発した。ジムの会長やコーチは「こんなの捨てて無視しておけばいい」と声をかけたそうだが、ゆたぼんは「卑怯で許せない行為なので、あえて共有させていただきます」と公表に踏み切った理由を説明した。
最後には「最近も嫌がらせコメントや攻撃を受けることがありますが、僕はそんな卑怯な連中に絶対負けません!皆さんのフォローや拡散が力になります」と力強く呼びかけた。
ゆたぼんチャンネルを長年視聴しているYouTubeライターがこう話す。
「チャンネルを始めた当初は“不登校を掲げる小学生YouTuber”ということで一気に注目を集めましたが、その裏ではアンチの存在も目立ちました。その後もゆたぼんは、ブランデー入りのアイスを食べて未成年飲酒だと叩かれたり、日本一周企画で投げ銭を呼びかけたことでも炎上していました。ただ最近は、試験に向けて勉強を頑張る姿やボクシングに励む様子、さらにはフィリピン留学など前向きな成長を見せていて、彼を応援する視聴者も確実に増えてきていたんです。そうした中で今回のような手紙が送られてきたのは、やはり根強いアンチの存在が影響しているのかもしれません」
匿名の中傷に対し正面から声をあげたゆたぼんの戦いは、リングの上だけにとどまらないようだ。
(佐藤ちひろ)
