【絶対零度】沢口靖子に「科捜研の女“榊マリコ”」がチラつくも「見たことない!」高評価なポイントとは
沢口靖子主演ドラマ「絶対零度〜情報犯罪緊急捜査〜」(フジテレビ系)が10月6日にスタートし、初回の平均視聴率は6.5%だった。
これまで沢口が長年演じてきた「科捜研の女」(テレビ朝日系)の科学者・榊マリコから、「情報犯罪特命対策室」(通称:DICT)で犯人を追う刑事・二宮奈美となった。DICTは、高度な情報技術を悪用する犯人たちを追う捜査機関で「特殊詐欺」や「サイバーテロ」など、数々の情報犯罪に立ち向かう。証拠を積み重ねて犯罪者を追い詰めるという点では、榊でも二宮であってもスタンスは一緒。「絶対零度~」でも調査官・清水紗枝(黒島結菜)が操作している監視カメラ映像に対し「清ちゃん(清水)、足元を拡大できる?」「荒いな…これ、靴の種類割り出せる?」などと指示する姿は、榊マリコの姿を想起させた。
視聴者からも「モニターに向かう沢口靖子さんが情報担当の人に声をかけると、どうしても榊マリコがチラつく」「二宮の指示の言い方、科捜研色出ちゃうよね」などの声があがった。
「科学者の“静”から刑事として“動”を演じている沢口は、今作では第1話から、よく走るし、歌も歌いました。視聴者からは『こんな沢口さん見たこと無い!』『とても還暦(失礼)とは思えない動き』『アクティブな沢口さん、カッコイイ』など、高評価でした。ただ、フジテレビでは、前クールの『最後の鑑定人』で藤木直人演じる元科捜研のエースが個人鑑定所を開設して事件に挑むというドラマがありました。こんな設定の科学者を沢口にも演じてほしかったとの要望もありましたね」(テレビ誌ライター)
今後、刑事・二宮を沢口がどう演じていくのか。沢口のチャレンジに注目したい。
