【小さい頃は、神様がいて】北村有起哉・仲間由紀恵“夫婦”の「不穏」と、ご近所付き合いの「和やかさ」対比が絶妙!
北村有起哉主演ドラマ「小さい頃は、神様がいて」(フジテレビ系)が10月9日からスタートし、初回の平均視聴率は5.0%だった。脚本は、「最後から二番目の恋」(フジ系)や「この世界の片隅に」(TBS系)で知られる岡田惠和氏。
主人公・小倉渉(北村)は、同じ会社に勤めていたあん(仲間由紀恵)と結婚。優秀な社員だったあんは、妊娠とともに退職するのだが、初めての子育てに育児ブルーになってしまう。そんな時、19年前に夫・渉と交わしたのは「子供が二十歳になったら離婚する」という約束だった。
第1話は、嵐が来るというニュースのあった日、3階建てマンションの最上階に住む渉は、1階に住む永島慎一(草刈正雄)・さとこ(阿川佐和子)夫婦、2階に住む樋口奈央(小野花梨)とその恋人・高村志保(石井杏奈)を、水害から避難するために自宅に招く。それぞれが自己紹介をし、和やかな雰囲気で一晩を過ごすのだった…。
視聴者の感想としては「面白かったー!ほのぼの系?雰囲気が良いドラマでした」「現代のメルヘン風にコメディタッチで始まったが、ほのぼのとしながら、なかなか怖いことも起こりそうな予感」「生活してる中で感じるであろう事が小さな共感として描かれていて、自分は面白かったです」など、好意的なコメントが多かった。
「共同住宅でこんな人間関係ができたらステキだろうなぁ~、という和やかな出だしから、ラストでは夫に対し小さな不満を蓄積させつつ“離婚”を念頭において生活するあんの夫への視線が怖いんですよね。もしかしたらあのような表情は、どんな家庭の妻でも1度や2度、いや、もっとやっているのかと思うと、ちょっと笑えます」(テレビ誌ライター)
どこにでもありそうな日常を描いているこのドラマ。秋の夜長にのんびりしながら観るのにぴったりの作品かもしれない。
