【ダウンタウンプラス】の受付がついにスタート!見えてきた「今年の『M-1』審査員復帰」シナリオとは
ダウンタウン(松本人志、浜田雅功)の新プラットフォーム「DOWNTOWN+」(ダウンタウンプラス)の会員登録が、10月24日の正午にスタートした。初回の生配信は11月1日の21時。松本のソロ語りで火ぶたが切られる。
松本が表舞台から姿を消したのは昨年1月。前年(2023年)12月27日に発売された「週刊文春」で、2人の女性が15年に松本から性的被害を受けたと告発したことに端を発する。1月8日に、活動休止を発表。当日に一緒にいたとされるスピードワゴン・小沢一敬も、すべての活動を自粛した。「週刊文春」発行元である文芸春秋と同誌編集長に5億5000万円という高額倍賞を求める裁判を起こしたが、同年11月に松本が訴えを取り下げ、文春側も同意したことで、訴訟は終結した。この間、12月にネット記事で芸能記者・中西正男氏の独占インタビューに応じたのが、唯一のメディア登場だ。
松本を取り巻く環境は、大きく変わった。今年1月には、双方が「親友」と認める中居正広も性的被害を告発され、芸能界から身を引いた。3月、そんな2人の絶妙なコンビネーションが見られたこともあり、11年続いた「ワイドナショー」(フジテレビ系)が、最終回となった。3月10日には、浜田が体調不良で芸能活動を一時休養した。6月26日には、32年間も続いた長寿番組「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)も終了した。
そんな谷間の時期をへて、松本は来週土曜日におよそ1年10カ月間ぶりに動く姿を見せる。すでに「松本教授の笑いの証明」「Money is Time」「7:3トーク」「芯食ったら負け! 実のない話トーナメント」「大喜利GRAND PRIX」「ダウプラボイス」といったラインナップが決定。その後に見据えるのは当然、地上波“生還”だ。テレビ誌の記者は言う。
「ずばり、年末の『M-1グランプリ2025』(テレビ朝日系)の審査員になる可能性は十分あると思いますよ。『DOWNTOWN+』が大きく成功すれば、そして被害者とされる女性への謝罪と和解が確認できるような動きが見られるなどすれば、タイミングもシチュエーションも申し分なし、となることは十分あり得ます。お笑いのメジャー賞レースが細分化されている中、M-1が持つ影響力や数字の強さはずば抜けている。今年のエントリー総数は、昨年をさらに上回って過去最多の1万1521組。令和ロマンが2連覇した昨年は、関東地区で平均世帯視聴率18・0%、関西で25・5%(ビデオリサーチ調べ)でモンスターの域をキープしています。視聴者が待ち望んでいるのは、松っちゃんの審査員。『DOWNTOWN+』の次に扉を開けるのはM-1であってほしい、そんな期待の声も高まっています」
年の瀬に向けて、“松本の笑い”が乱れ咲くか。
(北村ともこ)
