「ババアの粉」と呼ばれる理由は?セザンヌの大バズりハイライトを徹底解説
SNSで「ババアの粉」と呼ばれ、大バズり中の『セザンヌ トーンフィルターハイライト』<01 フィルターベージュ>(税込693円)。全国で売り切れが続出し、「どこのお店にもない!」「何軒まわっても手に入らなかった…」といった悲痛な声がSNS上に溢れています。
その呼び名の是非はさておき、この「ババアの粉」は本当に侮れません。実は筆者も、スタメンコスメとして愛用中です。40代後半の時短美容家・並木まきが、このハイライトがここまで支持される理由を探ってみました。
■なぜ「ババアの粉」と呼ばれるのか
『セザンヌ トーンフィルターハイライト』<01 フィルターベージュ>は、どんな肌色に合わせやすい明るめベージュカラーで、パウダー状のハイライト。

しっとりとした仕上がりなのにパウダー自体はサラサラで、粉っぽさは感じにくく、まるで肌に溶けこむようになじむ質感が特徴です。このベージュの色合いが絶妙で、筆者も初めて使ったときに「なんてなじみのいい色なの!」と感動したほど。粉状のハイライトは数あれど、ここまで“大人世代の肌”に自然になじむプチプラハイライトは、なかなか出合えません。

さらに、この「なじみの良さ」があるからこそ、ハイライトの定番パーツだけでなく、目の下やほうれい線、口もとなどの“くすみ”が気になる部分にも活躍。ひと塗りで、顔全体がぱっと明るく見えて、これこそがこのハイライトの真骨頂です。
まさにこの“汎用性の高さ”が大人世代の悩みにピタリとハマり、「ババアの粉」と呼ばれるゆえんなのでしょう。

余談ですが、筆者は眉下にも使っています。ふわっと明るさが出て、立体感をプラスできるだけでなく顔全体が明るく見えやすいので気に入っています。
■大人世代の乾燥問題にも寄り添う
しかもこの「ババアの粉」、大人世代の乾燥問題にもしっかり寄り添っています。スクワラン・ホホバ種子油・ヒアルロン酸Na・パンテノール・アーモンド油といった美容保湿成分を配合し、乾きがちな季節でもしっとりした適度なツヤ感をキープ。大人世代がパウダーハイライトを使うと、粉っぽくなったり白浮きしたりといった残念な仕上がりもありがちですが、そんな残念をテクニック要らずで解消できるとは、お見事です。
確かにこれはもう「ババアの味方」と言える存在。しかも700円以下という脅威のプチプラです。「ババアの粉」の異名は悪口ではなく、むしろ“最大級の賛辞”と呼ぶにふさわしい名品です。
秋の肌は“くすみ”や“色むら”が目立ちやすいですから、大人世代に寄り添うプチプラコスメが手元にあると、何かと心強いのは間違いありません。
(並木まき)=※筆者注 画像は筆者の私物です。文中の効果は筆者の個人的な感想です=
