江頭2:50がまた「あの国」で…!「豚肉チップス試食会」謝罪で思い出される26年前の「マッパ逮捕事件」
お笑いタレントの江頭2:50が、またしてもあの国で“お騒がせ”してしまったようだ。
10月27日、江頭のYouTubeチャンネル「エガちゃんねる」の公式Xが更新され、トルコでの撮影をめぐる問題について現地で謝罪したことを報告した。
発端となったのは、コンビニ大手「ファミリーマート」とのコラボ商品「旨辛トルコ名物!伝説のケバブ風味ポテトチップス」のPR企画。江頭が現地を訪れ、トルコの人々に試食してもらうという動画が9月1日に公開されたのだが、原材料にイスラム教徒が口にしない豚肉の成分が含まれていたことが発覚。SNS上では「イスラム教のタブーを冒している」「無知すぎる」と批判が殺到し、動画はすぐに削除された。
「今回の動画は、江頭らしい“体当たりロケ”が売りだったのですが、結果的に宗教的な配慮を欠いた演出となってしまいました。トルコはイスラム教国で、豚肉やその派生成分を摂取することは厳しく禁じられています。現地の人々を相手に“試食させる”という内容は、たとえ悪意がなかったとしても非常にデリケートな問題です」(芸能記者)
この批判を受けて「エガちゃんねる」側は、ファミリーマートや専門家らと協議の上で現地を再訪。試食に協力した人々へ直接謝罪を行い、「今後はこのような事態を起こさないよう留意してまいります」と投稿した。真摯な対応を見せた一方で、ネット上では「またトルコで問題を起こしたのか」「江頭にとってトルコは鬼門では?」といった声も上がっている。
というのも、江頭は過去にもトルコで“大事件”を起こしているからだ。1997年、バラエティ番組の企画でトルコを訪れた際に“完脱ぎパフォーマンス”を披露し、警察に拘束される事態となった。当時は江頭の「トルコ“マッパ”事件」としてワイドショーを大いに賑わせたものだった。
「江頭はこの時、現地の伝統スポーツ『オイルレスリング』大会で前座を務める予定でした。ところが3000人の観客と複数のテレビ局が見守る中でマッパとなり、イスラムの文化的禁忌に触れてしまった。観客が激昂し、現場は一時騒然。警察が銃を抜くほどの緊迫した状況だったそうです」(テレビ誌記者)
結局、江頭は警察に連行され事情聴取を受け、拘留や罰金刑が科されると噂されたが、判決はまさかの「罰金75円」。本人は「大がかりなドッキリかと思った」と語っている。
「江頭はトルコでの一件のせいで日本国内でも活動自粛状態に追い込まれることに。帰国後は報道陣から逃げるように、知人女性の家に1カ月身を隠していたと、後に語っています。2009年には“お忍び”で再びトルコを訪問。当時お世話になったオイルレスリングの関係者に直接謝罪。翌日のトルコ紙では『日本のコメディアン、江頭が謝りに来た』と大きく報じられたといいます」(前出・芸能記者)
それから16年を経た2025年、再びトルコで“謝罪”という形になったのは、何とも皮肉な巡り合わせだ。
