ナスの味噌汁が“黒くなる”問題を解消する調理の工夫とは?
味噌汁にナスを入れると汁が黒くなって「ちょっと嫌……」と感じてはいませんか? 味には問題ないものの、確かにいつもとは違う色合いになって違和感がありますよね。でも、その黒さを抑える技があるんです。詳しくみていきましょう。
ナスを味噌汁に入れると黒くなるのは、ナスの色素であるアントシアニンが流れ出してしまうから。とくに、長時間煮てしまうと余計に色素が流れてしまうのです。
ナスの味噌汁が黒くなるのを防ぐにはポイントがあります。実は、アントシアニンは加熱に弱いわけではなく、長時間水にさらすことで流出してしまうのです。そこで、次の対策が考えられます。
電子レンジでナスを1分程度加熱しましょう。その後、できるだけ飲む前に味噌汁に入れて煮るようにし、煮る時間を短縮します。
味噌汁を沸騰させてからナスを入れることで加熱時間を短縮します。
アントシアニンはナスの皮に含まれるので、皮をむいて入れれば黒くはなりません。
味噌汁に入れる前にナスを素揚げすると表面が油で覆われるので、アントシアニンの流出を抑えることができます。
いかがでしたか? ぜひ試してみてくださいね。
