【良いこと悪いこと】戸塚純貴“イマクニ”が「7人目」の可能性大!タイムカプセル缶の絵と店内ポスターに注目
11月1日放送の「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)第4話で、木村昴演じる宇都見啓が警視庁・捜査一課の刑事だと判明した。しかし刑事だからと言って、鷹里小同級生連続殺人事件の犯人ではない、と言い切る自信はない。宇都見(木村)がスナック「イマクニ」の常連客なのは、店主の今國一成(戸塚純貴)に対する「張り込み」にも思えるし、実は「共犯関係」にも思えるからだ。
この日の放送では、「森のくまさん」の替え歌に登場する「なかよし6人」が、実は「7人」であったかもしれないことが、キング(間宮祥太朗)やターボー(森本慎太郎)の回想シーンから考察された。
スナック「イマクニ」でキングとターボーがある日の放課後のことを回想している時のことだ。ターボーの記憶によるとテレビゲームでボンバーマンをやっていたのは「4人」、遊戯王カードで遊んでいたのは「2人」、マンガを読んでいたのは「1人」で、人数をすべて足すと「7人」になる。やがてキングも「遊んでいた時、7人いた気がする」と言いだす。さらにちょんまげ(森優作)の回想シーンでも、ちょんまげの右側に「7人目」の手だけが映るショットや、室内に散乱するランドセルの数が7個あることが見受けられ、どうやら名前を思い出せない「誰かもう1人」がいるらしいのだ。
この「忘れられた1人」がイマクニの店長ではないかと考察する声がネット上には数多くあがっている。
小学生の頃、誰かの家に集まってテレビゲームをしたことがある人はいないだろうか。
学校から近い家とか、新しいゲームソフトがある家は、子どもたちのたまり場になりやすかった。イマクニ店主は小学6年生当時「岡本」という苗字で、キングらを放課後の自宅に招き入れていたのではないだろうか。「岡本」という苗字は、ドラマの第1話で日直の名前として黒板に書かれていたが、卒業アルバムに「岡本」という名前は見当たらない。「岡本」は両親の離婚により苗字が「今國」に替わり、転校したことでキングらから忘れられている可能性があるのではないだろうか。
キングらが小学4年生の頃にリリースされた数え歌「ポケモン言えるかな?」の歌手名は「イマクニ?」で、この歌のラストはポケモン150匹(第1世代)を歌いあげていながらも、あともう1匹を忘れていないかと、自身にツッコミを入れるような歌詞なので、「岡本」=「今國」の状況を暗示しているのではないかと考察する声もある。
個人的には、22年前に埋めた「タイムカプセル」と呼ばれている銀色の四角い缶に描かれた「虹と雲」「手紙をくわえたピンクの鳥」「時計」といったイラストおよび「HEISEI15」「6‐1」の文字が、やけにきれいに残っていることと、そこに描かれていたイラストや文字が、スナック「イマクニ」に貼ってある「たくさん飲んで歌ってGETしてね!」と書いてあるポスターと酷似していることが気になって仕方がない。同じことを指摘する声はネット上にあがっている。
「イマクニ」に貼ってあるポスターにも「虹と雲」が描かれているのだが、これはタイムカプセル缶に描かれている「虹と雲」とほぼ同じイラストと言っていいと思う。忘れられることはいじめられることより、思い出した時により傷が深いように思う。「岡本」=「今國」が鷹里小同級生連続殺人事件の犯人であっても、何も驚かない。
ただし、「岡本」=性別を変更した東雲晴香(深川麻衣)の可能性も捨てがたい。また、第3話序盤でキングが自宅でテレビをじっと見ていた、東京湾で男性と見られる身元不明の遺体が発見されたというニュースが、鷹里小同級生連続殺人事件と何か関係がありそうで、脳内は一向にスッキリしない。第5話を早く見たい。
(津島修子)
