人気YouTuber・Rちゃん、ギャラ飲みアプリ「pato」CBO就任に批判殺到
人気YouTuber・Rちゃんが11月2日までに公開した動画の中で、「pato(パト)」のCBO(最高ブランディング責任者)に就任したことを発表した。
「pato」は、“エグゼクティブ層御用達の最高級エンタメマッチングアプリ”をうたうマッチングサービス。高所得者と女性をつなぐ仕組みで、いわゆる“ギャラ飲み”として知られるアプリだ。Rちゃんは今年5月にも、みずから「pato」の審査を受け、実際にマッチングした飲み会に参加する様子を撮影・投稿したPR動画を公開。その際にも「若い女性を危険に晒すのでは」といった批判が寄せられ、物議を醸していた。
今回の動画でRちゃんは「patoで頑張る女の子たちの救いになれるような存在になりたい」と語り、批判意見を理解しつつも、「“次世代の働き方”としてすごくアリ」「昼と夜を使い分ける、女としての一つの賢い生き方」と自身の考えを明かした。
しかし、この発言がさらなる火に油を注ぐ形に。
「自分の大切なファンを危険な目に合わせてしまうかもしれない案件でお金を得てるのに、自分は高所得者!って何なんだ」「夜職は立派なお仕事だけど、人に進めるものではないと思う」「じゃあ、自分の家族や従業員にも勧められるんですか?」「女の武器を使うことにこだわっているけど、その代償で大きな何かを失っていることに気づいたほうがいい」など、600件を超える厳しいコメントが相次ぎ、動画は炎上状態となっている。YouTubeライターがこう指摘する。
「Rちゃんは本名・大野茜里名として読者モデルとしてデビューし、2019年にYouTubeチャンネルを立ち上げてメイク動画で人気を集めました。整形を公表し、その様子を包み隠さず配信する姿勢が共感を呼び、若い女性たちのカリスマ的存在になっています。しかし、そのファン層に対して“パパ活”を推奨するような発信をしたとなれば、批判が出るのは当然でしょう。Rちゃんは10月19日にも、美容クリニックのミューズに就任したことを報告しており、こちらも一部のファンの間で物議を醸していました」
ファッションや美容でありのままを発信する姿勢が評価されてきたRちゃんだが、女性の生き方を語る前に、影響力の使い方を見直したほうが良いのかもしれない。
(佐藤ちひろ)
