児嶋一哉の“魂の叫び”が伝わった？渡部建が5年前の不倫騒動による“仕事ゼロ”を「逆にラッキー」と語るワケ

芸能

2025/11/10 07:50

　不倫騒動による謹慎は「逆にラッキー」だった。お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建が5年前のスキャンダルに関して、そのように語ったのは自身のYouTubeチャンネル「アンジャッシュ渡部がいつか地上波のグルメ番組に出ることを夢見てロケハンする番組」でのことだ。

　渡部は2020年6月に妻で女優・佐々木希を裏切る不倫行為が報じられ、全てのCMとレギュラー番組から降板し、22年2月までおよそ1年半にわたって謹慎していた。

さる10月25日までに公開されたYouTube動画では、先輩芸人の東野幸治をゲストに招き、様々な絶品グルメを食べ歩く中で、5年前の話題へと波及。同チャンネルのスタッフには、渡部がスキャンダル前にレギュラー出演していた「行列ができる相談所」（日本テレビ系）にも携わるスタッフがおり、謹慎後の渡部について「目が合うようになりましたね。行列の打ち合わせの時は伏し目がちだった。今は真っ直ぐにこっちを見てくれる。やっぱり怖かった」と騒動後の変化を振り返る。

　これには思い当たるフシがあるようで、渡部は「あのスキャンダルがなくても仕事はなくなってました。逆にラッキーですよ。スキャンダルで仕事がなくなったことになってるから」と不倫報道にかかわらず仕事を失っていた可能性が高いと語った。

　また、多くのレギュラー番組や仕事を抱えていた20年当時は“キャパオーバー”だったといい、「テンパってました、行列は。2本撮り3本撮りで、映画を見て、告知文を作って、料理の説明でしょ」と、一つ一つの仕事にしっかりと向き合うことが難しかったと話している。

「5年前の渡部の“態度の悪さ”に関しては、相方の児嶋一哉も、不倫報道直後のラジオ番組『GOLD RUSH』（J-WAVE）に渡部の代役として出演した際に、涙声で謝罪していました。冒頭より『相方の渡部が笑えない、タチが悪い、気分が悪い、気持ちが悪い不倫をしました』と涙声で切り出し、公私での渡部の振る舞いを『天狗だった。大バカ野郎です』『浮気をした方々だけでなく、スタッフにも芸人にも、僕に対する態度も、振り返ればダメでした。なんでそんな傷付くようなことを平気で言うんだと…』などと批判。報道後には渡部本人から電話で『これからは心を入れ替える』との謝罪があったと明かしつつ、『変に口先が上手くて、機転が利くけど、そんな小手先に頼らず、心で人と通じ合える人間になってほしい』とも話していました」（テレビ誌ライター）

　それから5年。児嶋が泣きながら伝えたかったことは、少しずつだがしっかりと渡部の心に響いているようだ。

（木村慎吾）

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