木村佳乃に見る「“刺さる美人”と“じわじわ美人”の違い」とは!/美容整形「令和のリアル」
今回は、“アイマイ系の美人”として「最強」とされているという俳優の木村文乃をクローズアップ。ドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)で、Snow Man・ラウールと初共演し、派手に咲き誇る花ではなく、光に触れた一瞬だけ艶めく、朝の一輪のようと囁かれたその美の秘密を、美容ライターM子と美容系プロモーターX男のコンビが美容医療の専門医「R.O.clinic(アールオークリニック)」(東京・渋谷区)の呂秀彦院長から聞き出した。
M子:木村文乃さんって、昔から「可愛いの?美人?普通?」って言われますよね。「愛の、がっこう。」でも、決めつけられない魅力がすごく出てました。
X男:美人だけど、パッと派手な美人! じゃなくて、じわじわ惹かれる感じですよ。あれって顔のポイントはどこなんでしょうか?
呂院長:正直に申し上げて、それぞれのパーツは決して素晴らしいAクラスのパーツではないのですが、各パーツの配置が絶妙に良いんです。
M子:いわば、“パーツ力よりも配置力”という感じでしょうか? 美人の条件として黄金比がすばらしいとか。
呂院長:そうです。木村さんの場合は黄金比どうこうではなく、何とも言い難い美のバランスの揺らぎと言うか、独特の美しさがありますね。
M子:時代によって顔の流行りってありますけど、彼女の場合は、流行りとは関係ない気がします。
呂院長:流行はありますね。偏差値の高い美人は、次代のブームの顔にはなりづらいですが、飽きない“顔”ですので、いつの時代でも“美人”という評価が出るのだと思います。
X男:瞬発力じゃなく、ロングセラー型の美?
M子:役やメイクで印象が変わるのも魅力ですよね。眉毛もすっごく綺麗って言われてます。
呂院長:メイクにも時代の流行り廃りがあります。特に眉毛と唇、アイメイクは常に変わりますね。
X男:可変型で、いろんな役ができていいんじゃない?
M子:ちなみに、“刺さる美人”と“じわじわ美人”の違いってなんでしょう?
呂院長:印象に残る美人は、どこかに特徴的な箇所、ホクロとかエクボとかがある方。じわじわ魅力が伝わる美人は、平均的な偏差値の高い美人ではないでしょうか。
M子:まさに文乃さんが、じんわり染みる美しさ。光の角度が変わると、ふっと心つかまれるタイプ。ラウールさんも心を奪われたのではないかしら。
X男:ラウールさんじゃなくても、惹かれるよね。
M子:とりあえず適切な施術をすることも含めて、美くしさの基本、美肌を目指し、そして木村さんみたいな清楚な眉から真似してみようかな。
【 連載コンビ・プロフィール】
M子:美容と芸能のライター歴25年。誰もチャレンジしない時代に、女性誌で初めてプチ整形を体験取材した一人。美容整形への風当たりが強い時代から美容術の「今」を追っている。
X男:美容整形業界に長く在籍し、コーディネーターとしてTV・出版業界、芸能事務所、財界にも太いパイプを持つ。
